イベントレポート

人認識AIを活用した混雑検知システム

新型コロナウイルス感染症対策として、今後も3密の解消やソーシャルディスタンスの確保が継続して求められます。TOAでは、駅のコンコースやホームの混雑状況を、AI機能を搭載したカメラで検知し、自動で案内放送やサイネージでお客さまを効率的に誘導する「人認識AIを活用した混雑検知システム」を出展しました。混雑時には、別ルートの利用を案内放送やサイネージ映像により自動で誘導を行うことが可能です。また、有償の白杖認識ライセンスを導入いただくことで、目の不自由な方がお持ちの白杖を検知するといったことにも対応できます。
さらに、1台で音源、アンプ、スピーカー、IPカメラ、AIの５つの機能を搭載した「AI機能搭載 カメラ付きIPスピーカー」を参考出品しました。
20曲の音源を内蔵しているほか、カメラ映像を確認して遠隔からのマイク放送も可能ですので、これ１台で、混雑時における誘導や注意喚起、白杖をお持ちの方への音声誘導、無人駅等でお困りの方への誘導案内といったことが簡単に実現できます。ＴＯＡではこのようなシステムを通して、お客さまの安心・安全な駅利用をサポートするほか、駅務の効率化、省人化、駅係員の業務負担の軽減などにも貢献いたします。

混雑を検知すると放送と連動して誘導を促す画面に切り替わります。

密集検知・密集回避　特設サイトはコチラ
⇒　https://www.toa.co.jp/solution/solution/newlifestyle/missyu_solution/

遠隔コミュニケーションシステム

無人駅や駅係員が不在の際に、切符の紛失やICカードの読み取り不備、遅延の問い合わせなどのお客さまのお困りごとに対して、遠隔によるコミュニケーションを円滑に行えるシステムです。カメラ、モニター、インターホン、券面台が一体となったシステムで、駅係員とお客さまが音声通話だけでなく、カメラ映像を見ながら対話ができ、高品質な音声での会話が可能です。さらに耳の不自由な方には券面台を使用して筆談対応も可能です。お客さまとのスムーズなコミュニケーションと、駅係員の業務効率化をサポートします。

アナウンスクリエーター

パソコンの文字入力によりアナウンス音源を容易に作成し、専用のソフトウェアで再生できるシステムです。お手持ちの翻訳言語を入力していただくことで、4カ国語（日、英、中、韓）の音源を作成することもできます。また、現在約300種類の文章をアナウンスライブラリーとして用意していますので、その中から文章を選択して放送設定することもできます。
アナウンス音源作成費用のコストダウンが図れるほか、放送機器の使用に不慣れな方でもスムーズに多言語による案内放送をすることができます。

アナウンスクリエーター 特設サイトはコチラ
⇒　https://www.toa.co.jp/products/announcement-creator/

パーティション取付型会話補助システム

駅でのパーティション越しのお客さまとの対面コミュニケーションを円滑に行える「パーティション取付型会話補助システム」を出展しました。コロナ禍で必須となったマスクの着用やパーティション越しでの聴き取りづらさが、本システムを使用することで解消され、明瞭で会話がしやくなることや、マグネットによる取り付けのため簡単に設置できることを、実機によるデモで体感いただきました。

パーティション取付型 会話補助システム 特設サイトはコチラ
⇒　https://www.toa.co.jp/solution/solution/newlifestyle/microphones_nf-2/