音響レンズ

音響レンズは、光がレンズによって収束や発散されるように、音を収束・発散させるための仕組みです。多くは、スピーカーに取り付けられたルーバーのような板状の構造物で、裏側は中央がえぐられていて音が通過しやすくなっています。反対に両端は音が通過しにくくなっており、そのために少し遅れる音がスピーカーから出た音を発散させ、広がり感をつくり出します。