- 埼玉県河川砂防課様びん沼船渡下観測局
- 監視カメラの設置画像
地球温暖化の進行に伴い、猛烈な雨(1時間降水量80㎜以上の雨)の年間発生回数は増加しています。
大雨や短時間に降る強い雨の頻度はさらに増加すると予測されており、台風や豪雨による
風水害・土砂災害発生リスクが高まっています。
(内閣府 防災情報のページより)
年間の降雨量はどうなっているの?
年間の降雨量は増加傾向にあります。日本の年平均気温は、100年あたり1.19℃の割合で上昇しており、同様の推移で猛烈な雨(1時間降水量80mm以上の雨)の年間発生回数も増加しています。(下記図参照)
これには気温や海面水温の上昇に伴う水蒸気量の増加に一因があると言われています。気温が1℃上がるごとに水蒸気量は6~7%増加するが、大気中に存在できる水蒸気量には上限があるため、増加した水蒸気により激しい降雨を引き起こす雲が発達しやすいと考えられています。
今後も地球温暖化の進行に伴って、大雨や短時間に降る強い雨の頻度はさらに増加すると予測されています。
ここ数年に発生した主な水害・土砂災害は?
情報対策室ができた被害の大きい災害は平成 26 年からの4年間で20件に上り、日本各地で毎年続発しています。
水害や土砂災害の原因となる豪雨は様々な要因により発生します。経済成長に伴う人口・建物の密集、都市部への諸機 能の集積や地下空間の大規模・複雑な利用等により、水害や 土砂災害による人的・物的被害は大きなものとなるおそれが あり、復旧・復興に多大な費用と時間を要することとなります。
水害における行政機関の取組みは?
災害が頻発、激甚化している中で、政府では被害を最小限にとどめ、迅速に回復させるための予算を大幅に増額し、3年間集中で緊急を要する対策を進めています。
具体的には全国で2,000を超える河川の改修、整備また65,000か所のため池の改修、整備などで約2.8兆円の予算が割り当てられることになりました。
(「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」特集サイトより)
またその他にも洪水監視の強化や河川情報の充実など住民主体の避難行動のための情報提供へ係るシステムなどに5,312億円が整備されました。
こんなことでお困りではありませんか?
監視カメラの選定や設置に関しての知識やノウハウがなくて不安である。
河川のカメラ映像を公式HPで配信し住民の自助を促したい。
様々な事例を参考に、システム構築や運用を検討したい。
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