TOA Alliance Solution 2019 ~つながる未来へ~

イベントレポート

TOA株式会社は、2019年10月16日(火)、17日(水)に、東京都江東区の東京ファッションタウンビル(TFTビル)におきまして、内覧会「TOA Alliance Solution 2019」を開催しました。

内覧会「TOA Alliance Solution 2019」を開催しました。

TOA株式会社は、2019年10月16日(火)、17日(水)に、東京都江東区の東京ファッションタウンビル(TFTビル)におきまして、内覧会「TOA Alliance Solution 2019」を開催しました。

「TOA Alliance Solution 2019」では、「音の報せる力」を核にして社会の「安心」「信頼」「感動」といった価値を提供する企業として、専門性の高い企業様との協業・共創で実現したさまざまなソリューションを、6つの公共空間(駅、工場、自治体防災、オフィス商業、学校、カフェ)ごとにエリアを分けてご提案。おもに首都圏のお客様に対してご提案、ご体感していただきました。

ここでは、「TOA Alliance Solution 2019」の出展内容の概要をご紹介します。

自治体防災エリア

水害対策ソリューション

水害対策ソリューション

集中豪雨の際にとくに危険をともなう現場の状況確認や水管理作業について、タウンレコーダー遠隔見守りサービスを活用することにより、安全に且つ省力化に繋がるソリューションを展示しました。水位計の異常水位情報などを受信した後、安全な場所からスマートフォンでカメラ映像を確認し、必要に応じて電動ゲート(水門)や除塵機などの遠隔操作や周辺地域への遠隔放送が行えます。
4G LTEを利用するため光回線などの敷設がいらず導入コストを抑えることができ、1台からの設置も可能です。
また、自治体様のホームページとの連携等、避難行動を促すことにもご活用いただけます。ブースでは実際の現場で運用されている監視サービスの画面を見ていただいた他、開成工業株式会社様の電動ゲートの遠隔操作もご覧いただきました。

自然エネルギー活用ソリューション

自然エネルギー活用ソリューション

NTN株式会社様の自然エネルギー発電ユニット「グリ-ンパワーステーション」を用いることで、電源や配線が引けない場所への監視カメラの設置を可能にしました。LTE回線により遠隔地からPCやスマートフォンで河川やため池・用水路、不法投棄の監視ができます。
災害時にはスマートフォンの充電に対応する等、停電対策にも活用いただける点をご紹介しました。

そのほか、放送の「音」で気づかせて、サイネージによる「映像」で詳細情報をお報せして避難誘導をサポートする「音声連動サイネージシステム」をご提案しました。お客様からも、「自然環境への配慮や、災害等の有事の際の自然エネルギー利用など、今必要とされるソリューションが、最適な組み合わせで提供されていると思いました」といった評価の声をいただきました。

駅エリア

音と映像によるバリアフリーソリューション

音と映像によるバリアフリーソリューション

ディープラーニング(AI)技術を採用し、ネットワークカメラ「TRIFORA」に搭載された画像認識機能で白杖を検知し、自動的に案内放送が行える「白杖使用者向け音声案内放送」を展示。白杖を持って実際に歩いていただき、高い精度で白杖使用者の通過を認識し、状況に応じて的確な音声案内が行えることを体験していただきました。

多言語インフォメーション

多言語インフォメーション

インバウンド需要の増加に対応し、タブレットやPCによる簡単操作で信頼性の高い多言語放送が可能な「多言語放送サービス」について、実際にタブレットの操作画面をご覧いただき、操作環境や音声合成エンジンの音を実際に体験していただきました。また、音声案内放送を駅構内のデジタルサイネージ画面に表示するサイネージ連携システムも展示。音声による放送とサイネージによる視覚表示で、信頼性の高い多言語による情報伝達環境を紹介しました。

帰宅困難者向けポータブルスピーカー

帰宅困難者向けポータブルスピーカー

災害や事故発生時に、駅構内や屋外に簡単に持ち運びができて、遠くまで明瞭な音を届けることができる「ポータブルスリムスピーカー」をご提案しました。AC電源のほか、専用ニッケル水素電池、乾電池、カーバッテリーの4電源方式を採用し、電池持続時間は最長15時間(※)と停電時でも長時間の使用が可能です。突然の帰宅困難者による混雑時にも、明瞭な音で情報伝達が行えるので、窓口での問い合わせ応対業務も減り、業務の効率化も期待できます。

また、「明瞭な音声伝達ソリューション」について、高齢者対応の音づくりの取り組みを紹介。駅の混雑時の想定で、従来品スピーカーと高齢者対応スピーカーとの聴き比べも体験していただきました。実際に体験されたお客様は、「駅ホームの案内放送が聴き取りづらいと感じていたので、これから活躍してほしい」と期待されていました。

(※)CD付きアンプ使用時:約5時間
CD/SD/USBアンプ使用時:約4.5時間

オフィス・商業エリア

いまどきの会議システム

いまどきの会議システム

Web会議用音響システムAM-CF1による「いまどきの会議システム」をご提案しました。6名以上の会議室や研修室などにおけるWeb会議で、「声が聴こえない」「よく聴き取れない」といった課題を解消し、事業所間の定例会議やテレワークメンバーとのミーティング、オフィス間をつなぐ遠隔システムとして役立つ点を、実際に別の部屋とつないで使用効果を体感していただきました。
デモを体感されたお客様からは、「デモがわかりやすく、実用的で使用しているイメージが湧きやすかった」、「最近導入したWeb会議システムは声が聴こえない等の問題があったが、今回紹介されたAM-CF1は声も聴き取りやすく良かった」という感想をいただきました。

会議運営ソリューション

会議運営ソリューション

新発売の赤外線会議システムTS-920/820シリーズの実機、運営システムソフトウェアを展示しました。赤外線会議システムは配線が不要で、簡単に設置ができ、会議室のレイアウトもフレキシブルな対応が可能です。TS-920/820シリーズでは、利便性や操作性に配慮してボタンの配置を見直し、会議室などにフィットするデザインに一新。話者や聴く人の机上での作業にも邪魔にならないようなプロダクトデザインを実現しています。
センター装置には内部メモリーや外部USBメモリーへの録音機能を搭載。ハウリング抑制機能も搭載し、充実した音響調整で質の高い会議運営が可能です。
実際に実機をご覧いただき、操作していただくことで、操作方法を体験していただきました。

また、ネットワークCM・BGMプレーヤーNA-3000による「緊急多言語放送システム」や「音による空間演出・働き方改革ソリューション」もご紹介しました。

学校エリア

校内ネットワーク型映像・放送ソリューション

校内ネットワーク型映像・放送ソリューション

校内LANを活用した「すくーるインカム」による校内連絡・緊急通報システムを、教室を再現してご提案しました。平常時は職員室や教室間の連絡用として、緊急時には教室から校内へ緊急メッセージを一斉放送することができること、教室内のディスプレイとも連動し、緊急メッセージを映像情報でも流すことができることなどを体験していただきました。
また、実際に「すくーるインカム」を導入された墨田区立外手小学校様の導入事例の動画もブース内で放映。職員室と教室との連絡や、保健室とのやりとり、コミュニケーションが改善されている様子などを紹介しました。

「教育ICT&サイネージ」、「教室内拡声システム」

その他、富士ソフト株式会社様やソニーマーケティング株式会社様との協業による「教育ICT&サイネージ」や、教室のすみずみまで聴きやすい空間を実現する「教室内拡声システム」をご提案しました。

工場エリア

設備点検効率化ソリューション

設備点検効率化ソリューション

ネットワークカメラの画像認識技術を用いてアナログメーターなどの計器の定期読み取りや、異常検知した際の発報、ログの記録などが可能な「設備点検効率化ソリューション」を展示。実際にデモ環境を構築し、計器の検知の模様を確認していただきました。画像認識サーバーなどが不要なこと、異常検知時の通知バリエーションとして画像添付メール通知、HTTP通知、カメラやレコーダーからの接点出力による音声での報知などについて紹介しました。

また、工場向け次世代型防災スピーカーによる「緊急防災放送」、災害発生時のBCP対応として停電時でも長時間の使用が可能な「ポータブル防災スピーカー」による広域拡声システムの実機を展示。従業員の安全を守り、事業資産の損害を最小限に抑え事業継続に対応できる放送設備をご提案しました。

カフェエリア

カフェエリア

カフェエリアでは、“未来志向型これからの空間演出”をテーマに、大日本印刷株式会社様と開発した壁と一体化したスピーカー「サウンド・ヒーリング・パネル」をご提案しました。「サウンド・ヒーリング・パネル」はホテルや商業施設、美容室などの音にこだわった空間デザインが求められる施設で、壁装材とスピーカーを一体化させることですっきりとした空間デザインを実現するとともに、最適な音環境の構築を両立させます。TOAでは、音響周辺機器を提供するほか、音響の専門技術スタッフが空間の用途や特長に応じた最適な音響調整を行っています。
ブースでは、コーヒーを飲みながらソニーマーケティング株式会社様の4K高画質ディスプレイを利用した「ピクチャーウィンドウ」に映る日本各地の絶景映像とともに「サウンド・ヒーリング・パネル」の実際の音を聴いていただき、コーヒーの味がどのように変わるのかを体験していただきました。
「サイネージ周辺に目立つことなく設置できて、映像によるアイキャッチ効果と音による相乗効果が期待できる」といった前向きな意見が聞かれました。

今回の「TOA Alliance Solution 2019」全般を通じて、「五感に訴える情報伝達の重要性を再認識できた」、「他メーカーとのコラボレーションによって、より広い市場開拓を目指していることが良くわかった」といったご意見・ご感想をはじめ、多くの反響をいただきました。
TOAでは、今後もさまざまな市場において、TOAの「音の報せる力」と、専門性の高いさまざまな企業様との協業・共創により、新しい「安心」・「信頼」・「感動」の価値を創造し、最適なソリューションを社会に提供してまいります。

ページトップへ