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非常用放送設備(ラック型) FS-2000シリーズ
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ピックアップ商品情報

非常用放送設備(ラック型) FS-2000シリーズ

緊急地震放送対応・ラック型非常用放送設備

緊急地震放送の法制化、4ヵ国語放送に対応。
デジタルアンプを採用し従来機種から最大70%消費電力を削減。
ユニット間・外部配線は全て前面で結線でき施工性も向上。

ビルや商業施設には消防法施行令により、建物の規模や用途により非常用放送設備の設置が義務付けられています。さらに近年では大震災の発生を受け、地震など緊急事態に備えるニーズが高まっています。FS-2000シリーズは火災発生時の避難誘導に加えて、緊急地震放送の法制化にも対応。設定支援ソフトウェア使用により4ヵ国語放送も可能です。デジタルアンプなどの採用により、従来の非常用放送設備と比較して大幅な省電力、省スペース化を実現し環境にも配慮しています。
またユニット間および外部配線の接続は全て前面から結線作業できるため、メンテナンスの際にもラック後面へ回り込まずに作業できます。

商品画像

非常用放送設備システム構成一覧表(ラック型)

型  名 FS-2000型
型式番号 認評放第23~8~1号
最大局数 160
筐  体 CR-413 / CR-273 / CR-413-6 / CR-413-3
非常業務兼用操作パネル FS-2000EP / FS-2010EP / FS-2020EP
パワーアンプパネル FS-2109DA (90W) / FS-2118DA (180W) / FS-2136DA (360W)
非常用電源パネル FS-2050DS / FS-2100DS / FS-2006DS
蓄電池 NDC-2435 / NDC-2460 / NDC-2418
ジャンクションパネル FS-2110JP / FS-2120JP / FS-2420JP
接続可能リモコン RM-2000型 / RM-1000型 /
RM-971型 / RM-975型 / RM-976型
非常用リモコンI/Fパネル FS-2000RF

*接続にはFS-2000RFが必要となります。

●構成できるシステムにつきましては、弊社営業所へご確認ください。

主な特長 Feature

緊急地震放送の法制化に対応

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が定める「緊急地震速報に対応した非常用放送設備に関するガイドライン」に適合しています。

緊急地震速報

【ガイドラインに適合している場合の動作例】

非常放送中に緊急地震速報を受信したときの例

緊急地震放送中に非常放送起動入力があったときの例

※1 メッセージの終了または地震放送停止スイッチの操作
※2 非常放送に関わる各種のスイッチの操作は無効

4ヵ国語放送に対応

設定支援ソフトウェアを使用することで、日本語、英語、中国語、韓国語の対応が標準で可能です。
また、他の言語が必要な場合には、特注音源を用意することで柔軟な対応が可能です。

  ※日本語+英語以外の言語を設定する場合は、管轄消防署に確認が必要です。

なお「外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン」(平成30年3月29日付け消防予第254号、別紙1)第三、1(3)による、災害情報および避難誘導に関する情報の多言語化を行う場合は、管轄消防機関の指導に基づく必要があります。

省電力

デジタルアンプ採用でアナログアンプと比べて消費電力を最大70%削減

  長時間のBGM放送などで節電に大きく貢献できます。

デジタルアンプ3機種(90W/180W/360W)をラインアップ

  360Wタイプのみ3台まで並列運転が可能で、2台で720W、3台で1080Wの並列運転ができます。

施工性向上

メンテナンス時の後面への回りこみ不要

外部配線接続端子は着脱式ターミナルプラグ・ねじ端子台を採用、配線したままでユニットから分離可能
ユニット間の配線を残したままユニット本体を取りはずしが可能

※上記説明はFS-2109DA / 2118DA / 2136DA / 2110JP / 2120JP / 2050DS / 2100DS / 2050GS / 2100GS / 2000PD 使用時のみ対応可能

リモコン接続台数について

非常リモコン最大16台接続可能

非常用操作パネルFS-2000EPに非常リモコンI/FパネルFS-2000RFを4台、FS-2000RFに非常用リモコンを4台接続できますので、システムとして最大16台の非常用リモコンが接続可能です。
また、設定を変更することによりFS-2000RFにFS-971シリーズの非常用リモコン(RM-971/RM-975/RM-976シリーズ)を最大2台まで接続できます。

省スペース

薄型設計で奥行300mmのキャビネットラックCR-413-3に対応

従来タイプCR-413(奥行435mm)と比べて床面積を約31%削減。
※CR-413-3では奥行が収まらない演奏機器などを一緒にマウントする場合はCR-413等をお使いください。

デジタルアンプ採用で大出力システムにおいてラック本数を削減

アンプがサイズダウン。さらに電力変換効率が高いため発熱量も大きく削減でき、アンプ上部への通気パネルの設置が不要です。
例えば、アナログアンプ使用では2架構成となる40局1080Wシステムや80局720Wシステムなども1架構成になります。

緊急地震放送対応

非常放送に優先して緊急地震放送※が可能

※平成21年9月30日公布「消防法施行規則等の一部を改正する省令」(平成21年総務省令第93号)および、「非常警報設備の基準の一部を改正する件」(平成21年消防庁告示第22号)を満たす非常用放送設備の基準を規定した、社団法人 電子情報技術産業協会発行の「緊急地震速報に対応した非常用放送設備に関するガイドライン」に準じた緊急地震速報による放送

■緊急地震放送メッセージ

ピロンポローン(NHKチャイム音)×2。地震です。落ち着いて身を守ってください。 ※放送の対象者が工場の従業員等に限らており騒音等で聞き取りにくい条件下で、日本放送協会が作成した報知音(NHKチャイム音)を、特定非営利活動法人リアルタイム地震情報利用協議会(REIC)が作成したサイン音(ヒュン、ヒュン、ヒュン)に変更可能です。

設定支援ソフトウェアで本体設定・階情報メッセージも編集可能

設定支援ソフトウェアを使用してパソコンで本体の設定ができます。出火階情報も80種類の文節データを最大7文節まで連結して階情報メッセージを作成できます。また本体に設定されている内容はcsv形式ファイルで出力できます。

■設定支援ソフトウェア概略

  • 本体設定
    (機器構成・出力回線や非常系統の名称設定・回線グループの作成等)
  • 動作履歴と故障履歴の時系列順表示
  • 音源データの編集
    (出火階情報文節データの連結・チャイム音源や確認音源の変更と音量調整等)
  • 設定内容のcsv形式ファイルでの出力

システム構成例

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