高画質防犯カメラシステム「AHDカメラシステム」を拡充
小型・超広角カメラと屋内用赤外LED照明搭載カメラを発売

2020年 23

商品

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、高画質の防犯カメラシステム「AHDカメラシステム」のラインアップを拡充し、ドーム型のAHDカメラ2機種を2020年2月3日に発売します。

「AHDカメラシステム」は、AHD(Analogue High Definition)規格注1を採用し、フルHD画質(1920×1080pixel)の高精細な映像を撮影できる防犯カメラシステムです。同軸ケーブル1本で映像信号の送信とカメラへの電源供給が行えます。配線の線材種別や延長可能距離は、従来のアナログカメラシステムとの互換性があるので、既設アナログカメラの配線を流用して、高画質なシステムへ置き換えることが可能です。

今回発売するのは、ドーム型AHDカメラ2機種。屋外用モデルAH-C1300F2は、小型筐体・超広角単焦点レンズを採用し、エレベーター内に設置しても死角をつくらずに監視できます。屋内用モデルのAH-C1200R3は、赤外LED照明を搭載しており、暗い所でも高画質撮影が可能です。今回のラインアップ拡充によってAHDカメラは11機種となり、より柔軟なカメラ機種選定が可能になりました。

また、2019年12月末には、AHDカメラシステムや従来のアナログカメラシステムで使用できる、ワンケーブル対応集音マイクユニット(AH-A10M)も発売。これにより映像と音声による防犯カメラシステムを構築できます。

AH-C1300F2

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発売機種

商品名 品番 価格 備考 商品資料
屋外ミニドーム型AHDカメラ AH-C1300F2 オープン 屋外/屋内兼用、小型筐体、超広角単焦点レンズ 商品カタログ 仕様図 商品画像
ドーム型赤外AHDカメラ AH-C1200R3 オープン 屋内用、ドーム型、赤外LED照明付き  

主な市場

AH-C1200R3は、店舗、病院、マンション、鉄道施設など、用途を問わない汎用型。AH-C1300F2はエレベーターに設置する高画質カメラとして最適。

商品の主な特徴

●屋外ミニドーム型AHDカメラ(AH-C1300F2)
  • 小型ドーム筐体を採用
    従来のAHDカメラと比べ小型化を実現(Φ110mm、厚みは47.4mm)。IK08注2対応の耐衝撃性能を有しており、意図的にカメラを破損させることを防止します。IP66注3対応の防水性により、雨で濡れる屋外にそのまま設置可能です。
  • 死角のない映像を撮影可能 電源供給・映像出力も柔軟に対応
    超広角単焦点レンズを採用し、水平画角130°、垂直画角74°の広い撮影範囲をカバーします。また設置時のズーム/フォーカス調整は不要です。電源はAHDドライブユニットからのワンケーブル重畳に加えてDC12V電源にも対応します。さらに映像出力は従来のアナログカメラシステムで用いられるNTSC信号への切り替えも可能。エレベーター内の監視に最適です。
●ドーム型赤外AHDカメラ(AH-C1200R3)
  • 赤外LED照明機能搭載
    照射距離最大30mの赤外LED照明を搭載しています。肉眼では何も見えない照度0lxの暗闇でも監視が可能です。従来の屋外ドーム型カメラより小型で安価なため、より柔軟な機器選定が可能になります。
●AHDマイクユニット(AH-A10M)
  • ワンケーブル対応集音マイクユニット
    マイク部/送信機/受信機が1セットになっています。カメラから送信機、受信機までは全て同軸ケーブルで接続し、カメラの映像信号に音声信号を重畳して送信します。電源も同軸ケーブルに重畳し供給。マイク部の電源は送信機からファンタム電源で供給します。マイクは別売の埋込型コンデンサーマイクEM-600を使用することも出来ます。各機器の電源用配線が不要なため、省線化が図れます。
  • 不快な低周波数のノイズをカット
    エアコンの送風音などの不快な低周波数のノイズ音をカット。より聞きやすい集音を実現します。
  1. 注1:アナログカメラで使用されている同軸ケーブルを使用し、高画質で映像の送受信を行うための規格
  2. 注2:IEC62262に準じた電子機器筐体に対する外部からの耐衝撃保護に関する等級。「IK08」は、30.0cmの高さから落ちる1.7kgの衝撃に耐える性能。
  3. 注3:JIS(日本産業規格)C0920により規定された「電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)」。「IP66」は、いかなる方向からの水の直接噴流を受けても機器に有害な影響を及ぼさず、粉塵が内部に侵入しない構造。