2012年 2月 1日新商品情報
ネットワークメガピクセルカメラに対応、セキュリティ用途向け「ネットワークレコーダー」を新発売
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TOA株式会社(本社:神戸市、社長:井谷憲次)は、セキュリティ用途向け「ネットワークレコーダー」2機種を、2月2日より新発売いたします。
新商品は、IPネットワークに接続された防犯カメラの映像と音声を、ハードディスクに記録する「ネットワークレコーダー」です。最大32台のカメラが接続可能で、小~中規模物件に対応します。ネットワークメガピクセルカメラと組み合わせることで、SXVGA(JPEG方式:1280×960ピクセル)の高解像度記録を実現。また、映像の閲覧や管理に関して、パソコンや専用ソフトウェアによる制御を必要とせず、利便性が高いシステムが構築できます。発売するのは、ハードディスクの容量と、データの保護方式の違い*注1による2機種、関連商品としてラックマウント金具1機種も同時発売いたします。
【新商品】
品名 | 品番 | 希望小売価格 (税抜) |
販売台数 (年間) |
備考 |
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ネットワークレコーダー 2TB RAID1 | N-DR21M-02 | オープン価格 | 計約250台 | HDD容量2TB |
ネットワークレコーダー 6TB RAID6 | N-DR21R-06 | オープン価格 | HDD容量6TB | |
ラックマウント金具 | MB-DR21R | オープン価格 | - | - |
【市場】
オフィスビルや工場等のセキュリティシステム、駅・空港などの交通施設、多店舗展開するチェーン店での遠隔監視など、広域・多地点での監視用途に最適です。
【その他の特徴】
1)記録・再生・ライブ表示機能が充実
画像の記録・再生では、カメラごとに画質、一秒間の画像記録数であるフレームレート、画像サイズ、音声の有無の切り替えができ、使用条件に合わせたきめ細かい設定が可能です。
また、リアルタイムの画像を表示するライブ画面表示では、画面を分割し最大で24台のカメラのMPEG-4映像を同時に表示し、個別に画質やフレームレート、音声の有無の切り替えが可能。特に、16台の同時表示(画面の16分割表示)においては、全ての画面で1秒間に最大30フレームの滑らかな動画を表示可能です。
2)音声の双方向通信
カメラ側の音声をネットワークレコーダー側で確認できるだけでなく、レコーダー側からカメラ側に、マイクを通して音声を送ることも可能。監視用途だけでなく、通用門などで来客の有無を映像で確認し、音声でやり取りを行うなどの用途にも活用できます。*注2 また、双方向の音声は記録も可能です。
3)遠隔地からのカメラ操作が可能
旋回機能や電動ズームレンズを備えた当社のネットワークコンビネーションカメラ、屋外メガピクセルズームカメラなどの操作を、本機により行うことが可能です。
- 注1:複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用するRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)技術。RAID1は、二重化(ミラーリング方式)。RAID6は、データを分散して書き込む方式で、任意の2つのハードディスクに障害が発生してもデータが復元できる。
- 注2:アンプ、スピーカー、マイクロホン等は別途ご用意ください。