新商品ニュース

Netcanseeシリーズ（2001年発売）は、LAN（LocalAreaNetwork）などのネットワークに直接接続し、映像の監視・制御を行うセキュリティ用途の映像ネットワークシステムです。今回、2006年に発売された第二世代システムのラインアップを拡充します。発売日は、屋内用のボックス型カメラ2機種、別売レンズ1機種が6月19日、屋内屋外兼用で耐衝撃性能を備えたドーム型カメラ1機種とコンビネーションカメラ1機種、取付金具1機種が6月30日です。カメラ4機種の年間販売台数は、合計4500台を予定しています。

【新商品】＊カメラ本体の実売予想価格は、約10万円～20万円台後半の見込みです。

表記価格はリリース時の消費税に基づいています。

【市場】
オフィスビルや工場等のセキュリティシステム、駅・空港などの交通施設、多店舗展開するチェーン店での遠隔監視など、広域・多地点での監視用途に最適です。

【新商品の主な特徴】

• プログレッシブ方式採用の高画質
  N-CC2130 、 N-CC2830D2 の2機種で、プログレッシブスキャンCCD^（注1）を採用。一回の走査で画面を読み取るため、垂直解像度が向上し被写体の輪郭を鮮明に撮影可能です。また、 N-CC2360A を加えた計2機種で、夜間になると自動的に感度の高い白黒撮影に切り替え、しっかりと被写体を撮影する「デイナイト機能」を搭載しています。
• 耐衝撃性設計・屋外用モデルもラインアップ
  N-CC2830D2 、 N-CC2700 の2機種で、耐衝撃性能を強化した堅牢型屋外用モデルを用意。本体はアルミダイカスト、ドームカバーはポリカーボネートを採用した強固な筐体で、犯罪者によるカメラへの攻撃にも壊れにくい構造です。また。両機種とも、IP66相当^（注2）の防滴・防塵構造を有しており、ハウジング等を必要とせず、そのまま屋外に設置可能です。
• 全機種PoE（Power over Ethernet）対応で省線化
  新発売の全機種で、LANケーブルを利用して電力を供給するPoEに対応。カメラ電源のほか、映像信号、音声信号やカメラの制御信号もLANケーブル一本で伝送でき、配線工事の簡略化、省線化を実現しています。
• 全機種アナログ映像出力にも対応
  PoEでの接続以外に、全機種アナログ映像出力にも対応。多店舗展開するチェーン店などで、遠隔地の本部からネットワーク経由で映像を確認すると同時に、現地店舗はパソコンを使用せず、モニターテレビで映像を確認することが可能です。

【主な仕様】　ネットワークコンビネーションカメラ N-CC2700
カラーカメラ、10倍電動ズームレンズ、360°旋回台が一体となった、屋内屋外兼用のカメラシステム。耐衝撃性能、防滴・防塵性能を備え、屋内・屋外を問わず設置可能。機能面では、水平・垂直動作200°/秒の高速旋回性能を持ち、64箇所の撮影ポジション（プリセットポジション）の記憶ができるなど、幅広いセキュリティ需要に対応。画像圧縮にはブロードバンド向け高画質ビデオ配信規格「MPEG-4」を採用しており、一般的なネットワーク環境下でも、滑らかな動画をリアルタイムに配信。また、動画だけではなく、細部まで映像を確認しやすい高画質な静止画（JPEG）の送信や、高品位な音声の送受信機能も備える。機能の設定は、ソフトウェアデコーダー N-SD2000 （付属）をインストールしたパソコンから操作可能。