新商品ニュース

2009年 3月16日新商品情報

  • twitter
  • facebook

空間調和性を重視したデザインを採用 商業施設向け「BGMスピーカーシステム」を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)では、「BGMスピーカーシステム」4機種を、2009年3月20日より新発売いたします。


新商品は、商業施設等でのBGM再生用途向けの屋内用高音質スピーカーシステムです。ロンドン在住のインテリアデザイナーShinAzumi氏(注1)によるシンプルで現代的な意匠デザインを採用し、どんな空間にも違和感なく調和します。音質面ではフラットな周波数特性(癖が無く、原音を忠実に再生する)を持ち、BGM再生用途に最適です。
発売するのは、スピーカーの色、形状、口径、定格入力別に7機種です。今回4機種を先行発売し、2009年4月に3機種を追加発売する予定です。
全機種、ローインピーダンス・ハイインピーダンス共用(注2)で幅広い市場に対応。加えて全機種、日本消防検定協会認定品で、火災時に避難誘導放送を行う「非常用放送設備」用途にも使用可能です。


【新商品】

商品名 品番 希望小売価格(税込) 発売時期 年間販売台数
ペンダントスピーカー BGM用 PE-305 ¥13,440 2009年3月20日 合計7,000台/年
プロジェクションスピーカー BGM用 PJ-305 ¥17,640 2009年3月20日
天井埋込型スピーカー BGM用 PC-2361 ¥9,870 2009年3月20日
天井埋込型スピーカー BGM用 PC-2851 ¥17,430 2009年3月20日
天井埋込型スピーカー BGM用 PC-1861 ¥8,190
(予定)
2009年4月
(予定)
合計6,000台/年
壁掛型スピーカー BGM用 シルバー BS-1010S ¥10,290
(予定)
2009年4月
(予定)
壁掛型スピーカー BGM用 ホワイト BS-1010W ¥9,450
(予定)
2009年4月
(予定)

表記価格はリリース時の消費税に基づいています。


【主な市場】
複合商業施設や店舗のBGM、テーマパークの音演出用途などデザイン性が重視される市場。

【商品の主な特徴】
<PE-305、PJ-305>

照明器具に多用されるデザインを踏襲した、デザイン性に優れたスピーカーシステムで、形状別に2機種発売します。「PE-305:ペンダントスピーカー BGM用」は天井面から吊り下げて、「PJ-305:プロジェクションスピーカー BGM用」は天井面・壁面からスポットライトのように角度をつけて狙った方向に音をサービスします。両機種とも色を塗り替える(リペイント)対応が可能で、空間の意匠にあわせ、デザイン性の高い設置が可能です。
音響面では、低音域用に12cmコーン型スピーカー、高音域用にバランスドームツイーターを搭載し、BGM用途として申し分ない、30Wのハイパワーを実現しています。

<PC-1861、PC-2361、PC-2851>
スピーカーユニットと前面パネル、取付金具一体型の天井埋込型スピーカーシステムです。スピーカー口径、種類、定格入力別に3機種発売いたします。天井面に露出する前面パネルには金属ネットを採用し、厚さはわずか7mm。シンプルなデザインで天井面がら突起せず、空間に調和します。
また、ステンレス製スプリングを採用し、ワンタッチで取り付け可能。施工性にも優れています。


【商品種別】
商品名 品番 スピーカー種別 定格入力(100系 8Ω)
天井埋込型スピーカー BGM用 PC-1861 12cmコーン型 6W
天井埋込型スピーカー BGM用 PC-2361 16cmダブルコーン型 6W
天井埋込型スピーカー BGM用 PC-2851 20cm同軸コーン型 15W

<BS-1010S、BS-1010W>
壁面に掛けて使用するスピーカーシステムです。色別(BS-1010S:シルバー、BS-1010W:ホワイト)に2機種を発売いたします。縦型、横型のどちらでも使用でき、建築意匠にあわせたレイアウトが可能です。壁掛型スピーカーとしては、約8cmの薄型筐体を採用し、加えて意匠的にも薄型を強調したデザインが施されており、壁面にすっきりと設置可能です。
取付は、壁面にあらかじめ取り付けたコネクターに、本機を固定する方式。ワンタッチで簡単に取付でき、また、ロック機能も備えており、安全面にも配慮しています。
音響面では、低音域用に12cmコーン型スピーカー、高音域用にバランスドームツイーターを搭載した2WAY構造。定格出力は、10Wです。

  • 注1:
    ShinAzumi氏:参考URL http://www.shinazumi.com/
  • 注2:
    ローインピーダンス・ハイインピーダンス
    ローインピーダンスは、機材、回路の入出力インピーダンス(交流回路に対する抵抗値)が低いことを指す。アンプとスピーカーの距離が短く、スピーカーの数が少ないときに使用する方式。
    ハイインピーダンスは、機材や回路の入出力インピーダンス(交流回路に対する抵抗値)が高いことを指す。ビルなどの館内放送用放送設備では、通常この方式が用いられる。火災時の非難誘導放送では、消防法により、この方式のスピーカーを使用することが定められている。

ページトップへ