2008年11月13日新商品情報
混信に強く、秘話性に優れる「赤外線マイクシステム」を拡充
「赤外線マイクシステム」は、2008年7月に発売した、赤外線通信を使用したワイヤレスマイクロホンシステムです。電波と違い、赤外線は壁などの遮蔽物を透過しないため、隣接する会議室や教室で同時に使用しても混信せず、また、室外からの傍受や盗聴を防止できる秘話性に優れています。加えて、類似電波が多く存在する都市部においても、外来電波の影響を受けないため、安定した通信状態を実現します。マイクロホンは、手持ち式(ハンド型)と、首掛け式(ハンズフリー型)の二種類をラインアップしています。
今回、追加発売するのは、4ch用チューナー1機種と、赤外線受光器等の周辺機器3機種。今回の拡充により、同一空間で最大6chのワイヤレスマイクの同時使用が可能になりました。(従来は、2chまで同時使用可能)
【新商品】
商品名 | 品番 | 希望小売価格(税込) | 年間販売台数 |
---|---|---|---|
赤外線チューナー 4ch | IR-704T | ¥126,000 | 450台 |
赤外線受光器 壁取付型 | IR-500R | ¥36,750 | |
赤外線受光器用混合分配器 | IR-700D | ¥52,500 | |
赤外線受光器用スタンド取付金具 | IR-500MB | ¥5,250 |
表記価格はリリース時の消費税に基づいています。
*発売済「赤外線マイクシステム」の詳細→https://www.toa.co.jp/products/news2008-07-10ir.htm
【主な市場】
学校・予備校等など、隣接室で同時にワイヤレスマイクロホンを使用する市場。都市部など、電波式ワイヤレスマイクロホンが多く既設され、混信の可能性が高い市場。また、情報セキュリティの高まりを受け、行政、企業など、会議内容に秘話性が求められる市場に最適。
【その他の特徴】
<エリア拡張が可能> *別途、受光器の混合分配器が必要です。
受光器を増設することで、マイクロホンの使用エリアを拡張可能。受光器には、天井取付型(発売済)と壁取付型(マイクスタンド取付可能)があり、使用場所に応じた選択が可能です。
<会議システムとの連動>
当社の赤外線会議システム(2004年10月発売)と組み合わせ、会議中のプレゼンテーションや司会、傍聴者からの質問用途などにも活用できます。
*会議システムの詳細→https://www.toa.co.jp/products/news_archive/041006.htm