新商品ニュース

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IPネットワークに接続可能な統合連絡システム
「パケットインターカム」シリーズを拡充

2005年 7月28日

商業施設や病院などに設置し、端末同士の相互通話や呼び出し放送が可能な「パケットインターカムシステム」を拡充し、拡張用機器を新発売いたします。

→商品の仕様 
N-8031MS(PDF/12k)

 

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パケットインターカムシステムは、内線電話や館内呼び出し放送といった機能を持つ、統合連絡システムです。社内LANなどのIPネットワークに直接接続することで、専用の配線が不要で設置が容易、長距離間や広域施設の連絡システムを容易に構築できるなどのメリットがあります。今回は、病院の手術室用端末(親機)、外部器機とのインターフェイスユニットなど、新たに3機種のシステム拡張用機器を発売し、より使い勝手が向上しました。

品名 型番 発売日 販売台数(年)
堅牢型ドア端末
N-8050DS 6月3日 200台
ハンズフリー専用埋込型マスター端末 N-8031MS 7月31日 120台
マルチインターフェイスユニット N-8000MI 7月31日 200台

 

【市場】
工場の呼び出し放送や、病院・福祉施設のインターホン、交通機関や商業施設、オフィスの業務連絡放送や館内放送など、高品質の構内コミュニケーションを実現します。

【新商品の概要】

  • 堅牢型ドア端末
    堅牢型のサブステーション(子機)です。壁面などに埋め込み、ボタンを押すことで予め設定しておいた特定の端末を呼び出し、高音質ハンズフリー通話が可能です。スピーカー部などの開口部を金網で保護し、公共空間に安心して設置できる悪戯防止構造を採用しています。

  • ハンズフリー専用埋込型マスター端末
    埋込型マスター端末(親機)です。フットスイッチ(別途準備)により、手を使わないで発信可能です。ステンレス製パネルの採用により水や薬品が降りかかったときの耐性が向上しており、手術室など特殊な環境下でもご使用いただけます。

  • マルチインターフェイスユニット
    システムを外部機器と接続するためのインターフェイスユニットです。本機を使用することで拡張性が向上し、タイマー連動による定時放送、BGM放送、外部機器による制御など、より発展性のあるシステム構築が可能です。
    *詳細は、下記参照

 

【マルチインターフェイスユニット詳細】
本機は、16系統の接点入出力端子と、2回線の音声入出力端子、或いは2系統のPBX端子を装備したインターフェイスユニットです。

<特長>

  • 外部入力ページング機能
    ビジー出力(起動信号の類)付き演奏機器やリモートマイクなどを接続すると、演奏機器が起動状態になった場合、あらかじめ登録しておいた任意の放送系統に自動的に音声を流すことが可能です。

  • PBX(構内電話交換機)接続
    本機を用いて一般の内線電話と接続すると、パケットインターカムシステムの端末と内線電話機の間での相互呼び出しや通話、内線電話機からパケットインターカムシステムを使った呼び出し放送などが行えます。

  • タイライン接続
    本機を使用することで、TOAの既存インターカムシステムとの連動が可能になります。双方の端末間で相互に呼び出しや通話、ページング放送を行えます。

  • BGM放送機能
    有線放送や演奏機器を本機に接続すると、待ち受け状態時に各端末のスピーカーからBGMを流すことが可能です。BGMは、最大8チャンネル(マルチインターフェイスユニット4台使用時)設定できます。

  • 外部機器制御
    端末(親機、子機)を操作することで、外部機器の制御を行えます。制御は、通話中でも行えます。端末での通話で相手を確認したのち、連動している門扉の解錠をする、というような操作が可能になります。

  • 発呼局表示/CCTV連動
    通話に連動した発呼局表示(呼び出してきた端末番号などを表示)や、防犯カメラ設備を操作して、呼び出し端末を映しているカメラの映像に切替えることができます。

  • 接点ブリッジ
    外部機器からの制御信号(接点信号)を、ネットワークを介して別のシステムに伝送することが可能です。

 

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