淡路市

薫りたつ島

淡路島の北に位置する淡路市に、江戸末期から受け継がれてきた伝統産業、線香作り。生産高日本一を誇る町で、今も手作りにこだわる工場がある。原料を混ぜる音、線香を切る音、揃える音。昔からこの町に響くなつかしの音。人々の技と誇りが伝統を支えている。

恵み豊かな伝説の島

淡路島の沖合、イザナギノミコトの国生み伝説が残る沼島。ハモは、漁業が盛んなこの島が誇る夏の恵み。料理人が絶賛する高級食材だが、その調理には最高の技量を要するという。職人の卓越した技が生み出す骨切の音が、その味をさらに引き立てる。