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vol.3
緑の森を抜けてくつろぎの里へ、旅人の心に響く乗務員の声
JR九州特急「新ゆふいんの森」号 車両内放送設備ほか
 
レールのリズムをBGMに、
森の中から聞こえる小鳥のさえずり。

…いや、ちょっと待って。確かここは列車の中。

高原の湯の町へと案内してくれる乗務員のやさしい笑顔と心遣いが、
スピーカを通して、旅する人たちの心までときほぐしていくようです。

 
音のプロフィール

JR博多駅と大分県の湯どころ由布院駅をつなぐ特急「ゆふいんの森」号は、インテリアやサービスに徹底的にこだわって「くつろぎ」を大切にした観光列車。車窓の風景に合わせるように、車内には軽やかな音楽や自然の音が流れます。
気配りにあふれた乗務員のサービスに接するうちに、地域の民話や伝説を織りまぜながらの沿線紹介の放送も、いっそう旅情をかきたてるものになっていきます。


(MP3 1,147KB)
【湯布院町プロフィール】
大分県のほぼ中央に位置します。由布院盆地は町の中心部にあり、朝霧の名所としても知られ、中央部には水田と住居地が広がり、周囲を1000m級の山々がとりまきます。豊富な湯量と素晴らしい環境に恵まれ、1年中、観光客で賑わいを見せています。
湯布院町役場ホームページ
(現・大分県由布市)
http://www.city.yufu.oita.jp/

 

車両風景
心豊かな旅のはじまり
博多駅、午後3時すぎ。
6番ホームに停車するエレガントなデザインの列車に足を踏み入れた瞬間から、ゆったりとしたやすらぎへの旅がスタートします。

各車両の乗降口に立って、笑顔で迎えてくれるのはキャビン・アテンダントのゆふいんの森号「客室乗務員」、これから2時間あまりの行程で乗客に心のこもったホスピタリティを提供してくれます。
人気の路線に平成11年より登場した車両「新ゆふいんの森」号は田園と森を抜けて走るシックなグリーンのカラー。


客室の床はフローリング、各所に天然素材などを用いた環境指向のインテリア、座席回りの快適さやバリアフリーにも留意して人へのやさしさがあふれています。

「みなさんご一緒に写真をお撮りしましょうか」
グループで話が弾む乗客に、気軽に声をかける客室乗務員。
「由布院までですか。ぜひごゆっくりと楽しんでいってください」
車内改札のときにも笑顔を絶やさない車掌。そんなスタッフのもてなしの心が、よりいっそう旅を心地よくしてくれます。

新ゆふいんの森号とゆふいん駅
「もうすぐ滝が見えてきますよ」
ビュッフェのカウンターでサービスをしているスタッフの声に外をみれば、列車はだんだんとスピードを落としていくではありませんか。

「進行方向の右手に大蛇の伝説が残る慈恩(じおん)の滝、ご覧いただけますでしょうか」
スピーカから聞こえる声は、確かさっき写真を撮ってもらった客室乗務員。古来伝わるストーリーを追いながら、繰り返すレールの音を聞いていると、森の中の伝説の世界へと心は旅立ちます。
やがてファーストクラスの旅の終わりは、スタッフの心遣いにすっかり気持ちが和んだ頃。
『ゆふいんの森号で、また、皆さまとお会いできますことを楽しみにしております』
終着を告げるアナウンスとともに、挨拶に現れる客室乗務員に別れがたい気持ちさえ起こってきます。
一度は行ってみたい温泉として、常にトップの人気を誇る湯布院の町、文化のかおり漂うおしゃれな駅舎へと降り立つと、夕暮れを迎えようとする空に堂々とそびえる由布岳が、おおらかに迎えてくれるのです。

湯布院町の町並み
新ゆふいんの森号 新ゆふいんの森号
平成元年のデビュー以来、ヨーロピアンテイストの高原リゾートエクスプレスとして人気の「ゆふいんの森」号に、平成11年より登場したハイグレードな車両。JR博多駅から鹿児島本線を久留米駅まで、そこから久大本線(ゆふ高原線)を由布院駅へと1日2往復する。ちなみに終点の駅名「由布院」に対して町の名前は「湯布院」と表記が違う。これは昭和30年、由布院町と湯平村が合併した際、湯平の「湯」をとって「湯布院町」という新しい町名ができたのに対して、駅名は従来の「由布院」を使って現在に至っているからである。
「新ゆふいんの森」号システム概要 納入システム
【納入機器】
・車内放送設備
・乗務員間連絡装置
・デジタルBGM装置
・乗務員マイク放送装置
・マルチサウンドジェネレータ

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