音づくりのノウハウ、広く伝承
当社技監 松本 泰 2021年度日本音響家協会賞 受賞

2021年 86

会社

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)が実施してきた音響技術者向けワークショップ「音塾®(※)」。同活動を牽引してきた当社技監 松本泰が、音響業界の発展に大きく貢献したと評価され、この度2021年度日本音響家協会賞を受賞しました。

当社が実施する「音塾®」とは、音響技術者、施設の音響機器管理者などを対象とした、独自の“体感型・実践型”の技術研修プログラムです。音の特性や電気の取扱いに関する基礎的な知識から専門的な技術まで、実際の音響機器を使用しながら参加者自身が体験し、習得することをコンセプトとしています。同活動を通して、AC電源の正しい使用法やトラブルの解決法など、ノイズの発生を抑えるための具体的な手法を構築し広く伝えてきたことが評価され、本賞の受賞となりました。今後も、培ってきた音づくりのノウハウを広く伝承していくことで、これからの音響業界を担う人材育成と、その場所に応じたより良い音環境づくりに貢献していきます。
※『音塾®』は、日本国における登録商標です。

授賞式の様子
授賞式の様子(左:松本、右:日本音響家協会 西日本支部長 金子様)
<日本音響家協会賞とは>

日本音響家協会賞は、音響芸術家と音響技術者を対象として創設されたもので、音響の分野において独創的・飛躍的な成果をあげ音響分野の進歩に大きく寄与し、それによって音響家の繁栄に著しく貢献したひとに贈られます。

日本音響家協会ホームページhttps://www.seas-jp.org/seas-award/

一般社団法人 日本音響家協会 概要

設立
1977年2月1日
代表者
代表理事会長 八板 富榮
本部
〒183-0034 東京都府中市住吉町2-18-1-412
事業内容
・音響表現技術の向上を促進する研究、調査、講習会、講演会、座談会、発表会、見学会等
・音響技術者技能認定制度の運用及び受験者に対する教育講座の実施
・劇場、公共ホール、放送局、録音スタジオ、映像制作スタジオ等の音響設備の設計、施工、運用に関する調査研究並びに提言及び助言等