音声案内システムで医療従事者の負担を軽減
神戸市立医療センター中央市民病院での「検温・問診アナウンス」に協力

2020年 5 月22日

その他

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、5月18日より神戸市立医療センター中央市民病院における、新型コロナウイルス感染症対策に協力しています。音声案内システムによる「検温・問診アナウンス」を行い、スタッフの負担軽減を実現しています。

【背景・概要】

神戸市立医療センター中央市民病院では、新型コロナウイルス感染症の院内感染防止のために、病院1階・2階正面玄関にて来院者全員に問診・検温を行っています。これまでは入口にスタッフが立ち、口頭での案内を行っていましたが、患者の治療や感染予防のために昼夜を問わず働いている現場には大きな負荷がかかり続けており、スタッフの負担軽減が課題となっていました。

この状況に対してTOAは、平日8:00-16:00の間に案内放送を行うシステムを、地下、1階、2階の入口計3ヵ所に設置。来院者に対して問診・検温についての案内をします。システムはタイマー機能により自動で起動・停止するなど、運用に手間がかからないため、スタッフの負担軽減・人員配置の最適化が図れます。また、放送しているアナウンス音源には、株式会社SpecteeのAIアナウンサー「荒木ゆい」を使用。人に近い自然な音声での案内を実現しています。

【今後の展開】

TOAは、必要な情報を音で確実にお届けすることで、公共空間における安全・安心の実現や、円滑なコミュニケーション、働き方改革にお役立ちいたします。今後も当社の強みである「音の報せる力」を研き続け、社会の課題解決に貢献するソリューションの開発・提供を目指します。

以上