音色で、夜を彩る。神戸ルミナリエ2012音演出のお知らせ

ニュースリリース

2012年12月 4日会社

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音色で、夜を彩る。神戸ルミナリエ2012音演出のお知らせ

TOA株式会社(本社:神戸市、井谷憲次社長)と、株式会社ジーベック(本社:神戸市、中村定彦社長)は、夢灯す、光の彫刻『神戸ルミナリエ』(12月6日~12月17日)において、オリジナル音演出を行いますのでお知らせします。

神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂、都市の復興・再生への願いを込め、都市と市民の「希望」を象徴する行事として1995年より開催されています。TOAグループは、地元神戸の復興と活性化を願い、1996年より同イベントの音演出を行っています。運営は、当社グループ会社のジーベックが担当。会場で流れる神戸ルミナリエのオリジナル楽曲の総合プロデュースを行い、会場内に設置されたTOAの音響機器とともに、光の祭典を音で演出します。
神戸ルミナリエ2012の作品テーマは「光の絆(きずな)」です。詳しくは、公式ホームページをご覧ください。http://www.kobe-luminarie.jp/

<ジーベックについて>
TOA株式会社の100%出資子会社。主に、音ソフトの制作や音響オペレートなど、音をメインに、光や映像、造形、Webなど、さまざまなメディアをミックスしたイベントや空間づくり、コンテンツ制作を提案している。96年より、神戸ルミナリエの音演出を担当。


【神戸ルミナリエ オリジナル楽曲】
神戸ルミナリエの楽曲は、西洋の宗教曲をモチーフにしたオリジナル曲で、今年は新たに書き下した全6曲で構成されています。作曲は、1999年から担当いただいている上田益氏。震災の追悼から復興へ向け、明るい曲調の楽曲に仕上がっています。

<作曲者コメント 上田 益>
私が音楽を担当して14年目となりました。毎年「追悼と復興への希望」をテーマに、神戸ルミナリエのために作曲している楽曲も80曲近くになります。年月の経過と共に震災の記憶が希薄になっていくことは致し方の無いことかもしれませんが、せめて音楽の中ではその思いを留めておきたいと、いつも思っています。今年も光とともに皆さまの心にこの音楽の思いが届きますように。


<音演出楽曲>

1. 心と心 -Cor et cor-
2. あなたに会いたい -Volo te reperire-
3. おだやかに雲は流れ -Placide fluctuat nubes-
4. 夜明け -YO-AKE-
5. 未来につながる -Conjugere futurum-
6. あふれる光 -Abundat lux-

<音演出配置図>
音演出配置図


<アーティスト紹介>

■上田 益
作曲家、サウンドプロデューサー。
レクイエム・プロジェクト実行委員会ならびに追悼コンサートいのりのとき実行委員会代表。長野オリンピック・公式楽曲「WINTER FLAME」などイベント音楽や、NHKテレビの番組用音楽をはじめ、「1リットルの涙」「黒革の手帖」などのテレビドラマ、アニメなどさまざまなジャンルにおける創作活動を行なっている。
1999年から神戸ルミナリエ会場演出用の音楽を担当。以後毎年ルミナリエのための作曲を現在まで続けているほか、2005年からは阪神・淡路大震災の犠牲者のための追悼コンサート「いのりのとき」を神戸市内にて毎年無料で開催。2008年より2年がかりで、震災から15年となる2010年1月17日に向けた「レクイエム・プロジェクト」を神戸で実施し、その活動の輪は東京、沖縄、長崎、広島、兵庫県佐用町など自然災害や戦争で傷ついた地域に広がり始めている。
*上田氏公式ホームページ:http://homepage3.nifty.com/s_ueda/
*レクイエム・プロジェクト公式ホームページ:http://requiem-project.jp/

■神戸いのりのとき合唱団
神戸ルミナリエの楽曲を手がける上田氏が、震災15年目の 2010年に向けて行った「レクイエム・プロジェクト」の趣旨に賛同する方々で結成された合唱団。団員は、震災の被害者が中心で、現在は約70名で構成されている。

■長岡京室内アンサンブルと仲間たち
『地域ごとに独自の音色を持つオーケストラがあるヨーロッパのように、長岡京独自の音色、思想を持った演奏団体を育てたい』という理念の下、ヴァイオリニスト・森悠子を音楽監督として、国内外の各地から優秀な若手演奏家が集まり、1997年結成された。指揮に頼らず互いの音を聴く「耳」を究極にとぎすませた独自のスタイルを特長に、緻密で洗練された技術と凝集力の高さ、独自の様式感覚をもった高度な表現法と音楽性の高さは、日本でも希有な存在と高く評価される。
現在までに6枚のCDをリリース。高度な最新録音技術を駆使し、レベルの高い演奏は音楽評論家や音楽専門誌・新聞などでも高く評価されている。
*長岡京室内アンサンブル公式ホームページ:http://www.musiccem.org/

■アンサンブル・ヴォックス・フマーナ
ヴォックス・フマーナはラテン語で「人の声」の意である。
松蔭室内合唱団、バッハ・コレギウム・ジャパン神戸の合唱団を母体に鈴木雅明により結成され、ルネサンスからバロック期の宗教曲を中心にヴォックス・フマーナ(人の声)によってヴォックス・チェレスティ(天の声)を表現することを目標とし、2002年まで神戸松蔭女子学院大学チャペルを拠点に演奏活動を行ってきた。神戸ルミナリエオリジナル音楽では1999年よりコーラスを担当している。


***神戸ルミナリエ オリジナルCD発売***

CDタイトル: Kobe Luminarie 2012
(神戸ルミナリエ2012公式グッズ)
Kobe Luminarie 2012
作詞・作曲: 上田 益(神戸ルミナリエ演出楽曲)
価格: 1,000円(6曲入、税込)
取り扱い場所: 神戸ルミナリエメイン会場、東遊園地内臨時観光案内所(期間中のみ)
神戸ルミナリエ オリジナルサウンドCD ‐オンラインショップ‐ Kobe Luminarie 2012

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