音色で、夜を彩る。神戸ルミナリエ2011音演出のお知らせ

ニュースリリース

2011年11月28日会社

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音色で、夜を彩る。神戸ルミナリエ2011音演出のお知らせ

TOA株式会社(本社:神戸市、井谷憲次社長)と、株式会社ジーベック(本社:神戸市、中村定彦社長)は、神戸ルミナリエ(12月1日~12月12日)において、オリジナル音演出を行いますのでお知らせします。

<TOAの音演出について>

神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂、都市の復興・再生への願いを込め、1995年より開催されている光のアートイベントです。TOAグループは、地元神戸の復興と活性化を願い、1996年より同イベントの音演出を行っています。運営は、当社グループ会社のジーベックが担当。会場で流れる神戸ルミナリエのオリジナル楽曲を手がけ、会場内に設置されたTOAの音響機器とともに、光の祭典を音で演出します。


作曲は、1999年より神戸ルミナリエ楽曲を担当している上田益(うえだすすむ)氏。演奏は、国内外で活躍中の長岡京室内アンサンブルです。コーラスには、1999年より参加しているアンサンブル・ヴォックス・フマーナ、そして被災者を中心とする神戸市民の方々で構成された合唱団「神戸いのりのとき合唱団」が参加します。
楽曲は西洋の宗教曲をモチーフにしたオリジナル曲で、今年は過去の作品からの4曲と新たに書き下ろした3曲の全7曲で構成されています。従来の合唱やストリングスを中心とした曲に加え、今回から新しく加わる東遊園地の噴水広場では、LEDを使用した作品が披露されることから、作品に合わせて作られたシンセサイザーによる現代風の楽曲が会場を演出します。


<ジーベックについて>
TOA株式会社の100%出資子会社。主に、音ソフトの制作や音響オペレートなど、音をメインに、光や映像、造形、Webなど、様々なメディアをミックスしたイベントや空間づくり、コンテンツ制作を提案。1996年より、神戸ルミナリエの音演出を担当している。


<神戸ルミナリエ オリジナルCD発売>

CDタイトル: Kobe Luminarie 2011
(神戸ルミナリエ2011公式グッズ)
Kobe Luminarie 2011
作詞・作曲: 上田 益(神戸ルミナリエ演出楽曲)
価格: 1,000円(7曲入、税込)
取り扱い場所: 神戸ルミナリエメイン会場、東遊園地内臨時観光案内所(期間中のみ)

<アーティスト紹介>

上田 益(うえだすすむ、作詞・作曲)
1956年生まれ。1998年冬季長野オリンピックの公式式典曲「ウインター・フレーム」を作曲。神戸ルミナリエ演出楽曲の作曲を、1999年より担当している。

長岡京室内アンサンブル(弦楽器)
1997年3月結成。国内はもとより海外での演奏も精力的に行い、好評を博している。「第20回音楽クリティッククラブ賞」「エクソンモービル音楽賞・洋楽部門奨励賞」「ABC音楽賞・大賞」など受賞、長岡京市より「文化功労賞」も受賞している。

アンサンブル・ヴォックス・フマーナ(コーラス)
団体名は、ラテン語で「人の声」の意。1999年より神戸ルミナリエのコーラスを担当。松蔭室内合唱団、バッハ・コレギウム・ジャパン神戸の合唱団を母体に鈴木雅明により結成された。

神戸いのりのとき合唱団
神戸ルミナリエの楽曲を手がける上田氏が、震災15年目の2010年に向けて行った「レクイエム・プロジェクト」の趣旨に賛同する方々で結成された合唱団。団員は、震災の被害者が中心で、現在は約70名で構成されている。


<音演出詳細(CD収録曲)>

1. 光 II − Lux II
2. 時をこえて − Supra Tempum
3. 涙は祈りになる − Lachrimae sunt precationum
4. ラクリメ III − Lachrimae III
5. 未来への架け橋 − Transitio futuri
6. 光の花束 − Lux floris fascicule
7. 祈りの泉 − Fonte delle preghiere 

作曲者コメント「神戸ルミナリエ2011」音楽について 上田 益
16年前に阪神・淡路大震災を経験した街に、今年も神戸ルミナリエの光が灯ります。 光は希望の象徴でもあり、傷ついた人々の心を照らします。 東日本大震災により、今年は日本中が悲しみに包まれました。 その犠牲となった方々と、被災者の方々への思いを込め、今年も作曲しました。


<音演出配置図>
音演出配置図

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