音のことば/わ行
ワイヤレスマイクロホン
ワイヤレスマイクロホンとは、マイクロホン本体に電波の送信機を内蔵し、発射された電波を専用の受信機で受信し、音声信号に変換するものです。動きのある音源の収録に便利で、形状は、大別してハンド型とタイピン型2種類があります。
ハンド型:
カラオケなどでおなじみのもっとも一般的な形です。手に持ったり、マイクスタンドに立てて使用します。
タイピン型:
ネクタイピンの形をした小型のマイクロホンです。胸元につけて使用します。集音部(ネクタイピンの部分)と電波の送信部分が分かれていることから、ツーピース型とも呼ばれます。
→[関連用語]マイクロホン
ワウフラッター
アナログのテープレコーダーやレコードプレイヤーの回転ムラにより、録音または再生される音がある周期で変動することを総称してワウフラッターといいます。厳密には4~6Hzより長い周期のものが「ワウ」、短いものが「フラッター」と定義されていますが、この2つを合わせて回転ムラによる音揺れを評価する用語として使われます。