ハイインピーダンス
ハイインピーダンスとは、機材、回路の入出力インピーダンスが高いこと、またはそのような入出力をもつ機材(スピーカー、アンプ等)、回路をさします。アンプとスピーカーの距離が長く、スピーカーをたくさん鳴らすときに使用します。
(例:デパートの館内放送、学校のチャイム、非常用放送など多数のスピーカーを使用する場合)
図のように、ローインピーダンスのアンプ、スピーカーに「トランス」とよばれる変換器を取り付け、インピーダンスを高く変換したものです。アンプとスピーカ間の電送電圧を高くし、長距離の電送を可能にしています。接続スピーカーの定格出力の合計値が、アンプの定格出力値以下になることが条件です。
(例:100Wアンプに1Wスピーカーなら100個まで、5Wスピーカーなら20個まで接続可能)
→[関連用語]インピーダンス、ローインピーダンス