周波数

周波数とは、映像信号、電気信号、また音や電波の1秒間の振動数のことで、単位はヘルツ(Hz)です。映像信号では微細情報ほど高い周波数です。なお、音の場合は周波数が高ければ高い音、低ければ低い音です。

  • 音の周波数
    楽器の奏でる音、人の声、鐘の鳴る音や車の排気音など、全ての音には高い音、低い音があります。この音の高低を表す値が、音の周波数です。
    音は波の性質を持っており、周波数とは、1秒間に発生する波の数を表し、Hz(ヘルツ)という単位で表します。音は周波数が高いほど高い音、周波数が低いほど低い音になります。ステレオコンポやカーオーディオなどでよく目にする、横一列に並んだ柱が音楽に合わせて伸びたり縮んだりしている表示も、周波数ごとの音量を表しています。右の柱ほど高い音、左の柱ほど低い音の音量を表しており、シンバルなどの周波数の高い金属音が鳴ると右の方の柱が、ドスッ、ドスッというバスドラムのように周波数の低い音が鳴ると左の方の柱が大きく伸びているはずです。
    人間の耳で聞きとれる音の範囲は、個人差もありますが、一般的におよそ20Hz~20kHzと言われています。ちなみに、人間の普段話す声はだいたい80Hz~4kHzあたりです。
    【参照:ヘルツ