トップインタビュー(6/7)音の専門メーカーとして

トップインタビュー(6/7)

音の専門メーカーとして

―Onコロナ、Withコロナの状況下で音の専門メーカーとしてできることはどのようなことでしょうか。

例えば、マスク装着や「ソーシャルディスタンス」の確保によって、コミュニケーションにおける課題が生じています。具体的には、マスクの有無や素材に応じた音響調整について研究を進めており、商品に既に搭載している機能を活用することで聴き取りやすさを改善できることが分かっています。聞き取りにくい音声に神経を集中させて必死に内容を理解しようとする行為には相当なストレスがかかります。既に、学校の授業、講習会や会議など多くの場面で知らないうちにストレスが蓄積しているはずです。このようなとき、音響機器の調整をほんの少し行うことで、聴感上のストレスを大幅に解消することができます。

今期には、新商品として遠隔地から動作状況を確認できる、ネットワーク機能を搭載したアンプも発売する予定です。これから、物理的な接触を伴わずにサービス提供ができる必要性が拡大してまいります。このアンプは現地へ技術者を派遣することなく遠隔地から機器の状態を知ることができ、接触の機会を少しでも減らしながら、速やかに現場で生じている課題を解決することができます。
そのほかにも、感染予防の告知放送やレジ周りでの補助的な拡声、さらにハンズフリーの拡声で会話がスムーズにできるシステムなど、当社が音でお力になれることは多くあります。今年6月に新発売したハンズフリー拡声器についても、多くのお問い合わせをいただいております。

今般のコロナ禍に直面し、働き方改革をさらに推進していく中で、仕組みやルールを与えられて初めて行動に移すという考え方では、社会に対応し貢献していくことは不可能であることが明らかになりました。当社では皆、世の中の変化を常に先回りしてとらえ、必要に応じて打ち手を考えながら行動するという姿勢で臨んでいるところです。
そして、これまでの取り組みにより見えてきた価値を更に活かし、今、直面する社会的な課題としての「ソーシャルディスタンス」を考慮したさまざまなソリューション提案活動を行っていきます。

「ソーシャルディスタンス」を考慮したさまざまなソリューション提案活動

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