トップインタビュー(4/7)コア・コンピタンス「音の報せる力」

トップインタビュー(4/7)

コア・コンピタンス「音の報せる力」

―「音の報せる力」を、TOAのコア・コンピタンスとして打ち出されました。ここで表現されている、「音」について詳しく教えてください。また、セキュリティ機器など映像の分野についてもお聞かせください。

「音」は、多くの人に対し、同時に、同じ内容の情報を伝えることができます。TOAは創業以来、拡声器、拡声放送設備というかたちで、社会に必要な音をお届けしてきました。これからも「音の報せる力」は、わが社のコア・コンピタンスであり、時代の変化に合わせ、環境に適応するように磨き続けていかなければなりません。

音の役割は何かを突き詰めていくと、あらためて非常に奥深い世界だということがわかります。そしてそのように音の役割を考えていくことが次の商品開発を考える上でのヒントになっていきます。

例えば、生産現場などで熟練者が音で何かの異常を察知するのに代わり、AIが音で判断する技術を開発できれば、匠の技をTOAの製品でご提供することが可能になります。音の世界は奥深く、普段からアンテナを張るだけでなく、お客さまの現場に出向き、TOAならではの視点で見ることで本当の課題が浮かび上がり、新たな提案ができると思います。

また、カメラなどセキュリティ機器においても映像の技術と「音の報せる力」を融合させることで、「遠隔見守りサービス」といったTOAならではの価値をもっとご提供できると考えています。さらに、カメラをセンサーとして利用する例では、工場で転倒している人をAIで自動検知しアラーム音で報せる事例が既にあります。他にもメーターの数値を遠隔地で見るなど、センシング活用のケースはどんどんと増えてくることでしょう。これからも映像の分野において、積極的に商品開発を進めてまいります。

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