TOA | 61期有価証券報告書
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(1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社では、株主・顧客・取引先・従業員等のステークホルダーに対して、順法性が確保された健全かつ透明性の高い企業経営を実践することにより、長期的・継続的に企業価値を増大させることを経営上のもっとも重要で恒久的な課題のひとつとして位置づけています。 コーポレート・ガバナンスの更なる強化のため、各ステークホルダーへのアカウンタビリティー(説明責任)の重視と充実、迅速かつ適切なディスクロージャー(情報開示)等の実践に積極的に取り組んでまいります。 ② 会社の機関の内容及び内部統制システム整備の状況等 (ⅰ)会社の機関・内部統制の関係について 当社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況は次のとおりであります。 (ⅱ)会社の機関の基本説明 当社は監査役制度を採用しており、社外監査役2名を含む監査役3名であり、経営の透明性・公正性を確保し、取締役の職務執行の適法性に関する監督機能の充実を図っております。 取締役会は、毎月1回定例取締役会を開催し、重要事項を審議しております。取締役会は取締役5名で構成しており、迅速に経営判断できるように少人数で経営しております。 また、経営戦略に関する事項を審議する場として、取締役で構成する「経営戦略会議」を月2回~3回および必要に応じて適宜開催しております。 当社は平成13年10月より執行役員制度を導入し、取締役会の経営意思決定および業務監査機能と執行役員および部門長の業務執行機能を分離することにより、経営環境の変化への迅速な対応と業務執行に関する監督機能の強化を図っています。各部門には執行役員または部門長が責任者として就任しており、各自迅速に責任ある判断ができるよう権限委譲を行っております。また、取締役、監査役、執行役員および部門長が参加する業績報告会を月1回および必要に応じて適宜開催し、現状と先行見通し報告が行われ、議論の上具体的な対策等を決定しています。 6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】─ 34 ─

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