TOA | 61期有価証券報告書
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(2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,083百万円減少し、当連結会計年度末には、10,864百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は1,411百万円となりました。これは主に法人税等の支払いが1,537百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益が2,689百万円あったこと、売上債権の減少による資金の増加が433百万円あったことなどにより資金が増加しました。 前連結会計年度との比較では、税金等調整前当期純利益が920百万円少なかったこと、前連結会計年度で計上されたのれん一括償却497百万円が当連結会計年度はなかったこと、法人税等の支払額が216百万円多かったことなどにより、前連結会計年度比で 2,575百万円の収入の減少となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は748百万円となりました。これは主に定期預金の預入れによる支出が888百万円あったこと、海外及び国内生産子会社の生産設備などの取得による資金の減少が491百万円あったことなどによるものです。 前連結会計年度との比較では、投資有価証券の取得及び売却による資金の支出がネットで498百万円減少したことなどにより、前連結会計年度比で374百万円の支出の減少となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は992百万円となりました。これは主に自己株式の取得による支出が402百万円、配当金支払による資金の減少が691百万円あったことなどによるものです。 前連結会計年度との比較では、短期借入金の純増減額が347百万円増加による収入が多かったものの、自己株式の取得による支出が388百万円多かったことなどにより、前連結会計年度比で61百万円の支出の増加となりました。 ─ 12 ─

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