TOA | 61期有価証券報告書
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(セキュリティセグメント) セキュリティセグメントの連結売上高は6,661百万円(前連結会計年度比△1,634百万円、19.7%減)、営業利益は719百万円(前連結会計年度比△602百万円、45.6%減)となりました。 新製品の市場導入などにより販売拡充を図りましたが、景気後退による需要の低迷により売上高は減少しました。また、原材料価格の高騰や競合他社との価格競争激化により、営業利益は減少しました。 (その他) その他の連結売上高は583百万円(前連結会計年度比+109百万円、23.2%増)、営業利益は3百万円(前連結会計年度比△6百万円、65.0%減)となりました。エンジニアリング子会社の鉄道車両向け販売は堅調に推移しましたが、音ソフト制作子会社の販売が伸び悩みました。 ② 所在地別セグメントの業績は、次のとおりであります。 (日本) 提出会社、および生産会社2社、また専門業務を分担する会社2社の、計5社が連結会社であります。 売上高は、22,947百万円(前連結会計年度比△1,805百万円、7.3%減)、営業利益は4,486百万円(前連結会計年度比△1,241百万円、21.7%減)となりました。景気低迷の影響を受け、官公庁・民間ともに設備投資計画の見直しなどから需要が減少いたしました。また売上の減収に加え、原材料価格の高騰もあり、営業利益も減少しました。 (北米) 販売会社2社が連結会社であります。 売上高は、2,700百万円(前連結会計年度比△674百万円、20.0%減)、営業利益は59百万円(前連結会計年度比△101百万円、62.9%減)となりました。主にアメリカ販売会社において、現地市場の冷え込みの影響が大きく、売上が減少しました。売上の減収に伴い、営業利益も減少しました。 (欧州) 販売会社2社と生産・販売会社1社の計3社が連結会社であります。 売上高は、4,735百万円(前連結会計年度比△169百万円、3.4%減)、営業利益は610百万円(前連結会計年度比+64百万円、11.8%増)となりました。英国市場の景気減速などから売上は減少しましたが、営業費用の低減を図ることで、営業利益は増加しました。 (アジア) 販売会社5社と生産会社4社、生産・販売会社1社の計10社が連結会社であります。 売上高は、4,490百万円(前連結会計年度比+13百万円、0.3%増)、営業利益は263百万円(前連結会計年度比△245百万円、48.2%減)となりました。アセアン地域での音響機器の販売が拡大したことなどから、外部売上は増加しました。利益面ではアジア各地の生産会社において、原材料価格高騰の影響を受け、営業利益は減少しました。 ─ 11 ─

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