TOA株式会社 62期有価証券報告書
12/101

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ854百万円増加し、当連結会計年度末には、11,719百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は2,396百万円となりました。これらは主に法人税等の支払いが456百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益が1,102百万円あったこと、非資金項目である減価償却費が723百万円あったことなどにより資金が増加しました。 前連結会計年度との比較では、税金等調整前当期純利益が1,587百万円少なかったものの、棚卸資産の減少額が626百万円多かったこと、仕入債務の減少額が459百万円少なかったこと、法人税等の支払額が1,081百万円少なかったことなどにより、前連結会計年度比で985百万円の収入の増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は927百万円となりました。これらは主に、海外及び国内子会社の生産設備などの取得による資金の減少が312百万円あったこと、事業譲受による支出が218百万円あったことなどによるものです。 前連結会計年度との比較では、事業譲受による支出218百万円があったことなどにより、前連結会計年度比で179百万円の支出の増加となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は735百万円となりました。これらは主に、配当金支払による資金の減少が676百万円あったことなどによるものです。 前連結会計年度との比較では、自己株式の取得による支出が398百万円少なかったことなどにより、前連結会計年度比で257百万円の支出の減少となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況12/101

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です