放送設備を安心して使用するために、業界初、ハイインピーダンス用電池式スピーカーチェッカーを新発売

2017年 6 月29日

商品

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、ビルや商業施設などに設置するスピーカーの配線が正しく接続されているか、簡単に確認できるポータブルタイプの「電池式スピーカーチェッカー」を発売いたします。主に、放送設備の設置工事を担う方に向けた商品で、発売日は2017年6月30日です。

ビルや商業施設などの建築物には、非常用や業務用放送設備として、壁面取付や天井埋込型スピーカーが数多く設置されます。建築時に設備の設置は、スピーカーが放送設備架に先行して敷設されることが多く、これまでは別のアンプや音源、ケーブルなどの用意が必要でした。新商品は、持ち運びに便利な小型の筐体に、テスト用の音源とアンプ機能を内蔵。付属の接続ケーブルもクリップ式で、簡単に素早く試験放送を行うことができます。また電池式のため、建設中で電源の確保が難しい施設でも使用可能です。

非常用業務用放送設備は、通常時には案内放送やBGM用途に、火災などの緊急時には避難用の非常放送を行います。スピーカー配線が定められたエリアに接続されているか、また接続不良や断線箇所など導通を確認することで、より正確で確実な放送が実現できます。

CT-S01

リリース用画像データダウンロード

発売機種

品名 品番 希望小売価格(税抜) 商品資料
電池式スピーカーチェッカー CT-S01 16,000円 仕様図 商品画像

特徴

■テスト信号を内蔵
内蔵のテスト信号は、周波数500Hz、1kHz、連続音、断続音が選択できます。外部音源をテスト用に使用することもできます。

■持ち運びに便利なポータブルタイプ
単三形アルカリ乾電池4本で使用でき、外部電源は不要。サイズも80(W)×150.8(H)×32(D)mm、重量186g(電池別)と、小型軽量のため持ち運びに便利です。また接続用に、テストリードケーブル3本を付属しています。

  1. 注:配線状態の確認は、ハイインピーダンス100系接続の方式に限ります。
    また、充電式の電池は使用できません。