旋回、ズーム機能などを一体化した防犯カメラ 基本性能が向上した、新型「PTZカメラ」を発売

2014年 9 月16日

商品

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:井谷憲次)は、カラーカメラ、旋回台、電動ズームレンズ一体型の防犯カメラ「PTZカメラ」注1を発売いたします。発売日は2014年9月17日です。

仕様図:PDF Photo:JPG

新商品のイメージ画像

新商品は、カラーカメラ、水平・垂直旋回台、電動ズームレンズを一体化した屋内用防犯カメラシステムです。当社従来品と比較し、最大ズーム撮影倍率が約1.9倍(従来品:230倍→新商品:432倍)、最低被写体照度が約4倍(従来品:0.04lx→新商品:0.01lx注2)の感度となり、基本性能が向上しました。取付金具等は従来品と共用で、壁面取り付け、天井吊下げなどバリエーション注3も豊富。幅広い用途にご利用いただけます。

【新商品】
品名 品番 価格 年間販売台数
PTZカメラ C-CC612 オープン 300台/年

*実売予想価格は、10万円代後半の見込み(取付工事費等含まず)

【市場】

幅広い市場でご利用いただける汎用型。特に、集合住宅、商業施設、倉庫などに最適。

【主な特徴】

水平旋回(0°~360°)と垂直動作(+20°~-200°)により死角の少ない監視を実現。ズーム撮影倍率は、432倍(光学ズーム27倍×電子ズーム16倍)を実現し、遠くの被写体でも撮影可能です。また、夜間に自動的に感度の高い白黒撮影に切り替え、しっかりと被写体を撮影する「デイナイト機能」を搭載。昼夜を問わずご利用いただけます。

機能面については、あらかじめ撮影ポジションを64箇所まで記憶し、ワンタッチで呼び出し可能な「プリセット」機能、設定したプリセットポジションを順に撮影する「ツアー」機能、旋回・ズームを含めた動きの軌跡を記憶しワンタッチで再現する「トレース」機能を搭載。加えて、画面の中に動く被写体があった場合に、自動的にあらかじめ設定した動作(「プリセット」「ツアー」など)をさせることができる「モーションディテクト」機能を搭載。夜間の無人倉庫に侵入者があった場合、出入口や窓などの重要ポイントを自動的に撮影するなど、有事の際の確実な監視に貢献します。また、隣接する住宅の窓など、画面中の撮影できない部分をグレーに塗りつぶす「プライバシーマスク」機能を搭載。設置環境に配慮した運用が可能です。

  1. 注1:PTZ:Pan(水平旋回)、Tilt(上下旋回)、Zoom(拡大撮影)の頭文字
  2. 注2:20IRE、白黒、高感度機能OFF時
  3. 注3:6機種ラインアップ。全機種オープン価格