デジタルステレオミキサー M-864D

新商品ニュース

2012年12月26日新商品情報

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多彩なデジタル機能をアナログ操作感覚で使用可能、「デジタルステレオミキサー」を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:井谷憲次)は、多彩なデジタル信号処理機能を持ちながら、アナログミキサーの操作感覚で使用できる「デジタルステレオミキサー」を販売いたします。発売日は、2012年12月27日です。

仕様図:PDF Photo:JPG

新商品は、豊富な入出力系統を持ち、さまざまな施設での要望に応えられる4Uサイズのステレオミキサ—です。本体前面パネルには、音量調整のフェーダーやトーンコントロールなど各種調整つまみを装備しており、従来のアナログミキサーの操作感覚で使用できます。付属の設定ソフトウェアを使用することで、LAN経由でPC画面にて詳細な設定操作やレベルメーターなど設定状態の確認も可能です。

またデジタル信号処理機能の活用により、マイクのハウリング抑制や音声の明瞭性を向上させる音響調整など便利な機能を多数搭載し、ボタン一つで各種音響調整が可能なため、ホテル・会議での講演など幅広い用途に対応できます。

【発売機種】

品名 品番 希望小売価格(税込) 年間販売台数
デジタルステレオミキサー M-864D オープン価格 600台
*実売予想価格は、30万円前後の見込みです。

【市場】
中・小規模の体育施設や大学の講堂、バンケットホール(ホテルや式場の宴会場)、会議室など。

【商品の特徴】
■豊富な入出力系統
音声信号の入出力系統は、最大入力22CH(モノラル入力8系統、ステレオ入力6系統+前面ステレオ入力1系統(ミニジャック))、最大出力6CH(モノラル出力4系統、ステレオ録音出力1系統)です。マイクロホンやCDプレーヤーなど、多数の音響機器の出入力信号を一台でコントロールできます。

■音声の明瞭性を高める自動音場補正機能(ARC:Automatic Resonance Control)を搭載
アナウンスの明瞭性に影響を及ぼす建築空間固有の「共鳴」に着目し、TOA独自の方法による自動音響空間測定・音響解析とデジタルフィルターの自動生成により、拡声空間の音場補正を自動的に短時間で行います。測定や設定にはPCや特殊なマイクロホン等は不要で、既設の音響設備とマイクロホンで簡単に行うことができます。

■自動ハウリング抑制機能(FBS:FeedBack Suppressor)を搭載
マイクロホンとスピーカーの間で音のループが生じ、不快な騒音が発生するハウリングの現象を抑制する機能です。ハウリングポイントを自動で検出し、リアルタイムで抑制します。この機能をモノラル入力8系統個別に搭載していますので、8ch各系統毎のハウリング抑制を可能としました。

■アナウンスに便利な自動ステレオ入力弱音機能(Automute:ダッカー)を搭載
モノラル入力8系統それぞれに入力された信号を検知して、ステレオ1~2chに入力されている信号を自動的に減衰させる機能がありますので、例えば、マイクロホンを用いて話す際には、自動でBGMの音量を下げるといった設定が可能です。

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