新商品ニュース

2011年 6月30日新商品情報

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統合連絡システム「パケットインターカム」を拡充、緊急発信に適したIP端末を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:井谷憲次)は、統合連絡システム「パケットインターカムシステム」を拡充し、学校など教育施設向けに緊急用のボタンを本体前面中央に内蔵したIP端末を販売いたします。発売日は、2011年7月1日です。

カタログ:PDF 仕様図:PDF Photo:JPG

「パケットインターカムシステム」は、施設内やイントラネットなどで接続された拠点間での専用端末による通話や、放送設備と連動した館内放送などの機能を持った統合連絡システムです。通話や操作を行う各種端末と、外部機器との連動ユニットで構成されます。LANなどIPネットワークに直接接続でき、専用の配線が不要で設置が容易、長距離間や広域施設の連絡システムを容易に構築できるといったメリットがあります。今回拡充の新商品は、緊急用の起動ボタンを内蔵したIP端末で、緊急ボタンを押すだけで予め設定した緊急メッセージを教室から職員室に発信するなど、防犯や防災面で迅速な対応が可能となります。

<参考>
パケットインターカムシステム URL:
https://www.toa.co.jp/products/prosound/network_equipment/intercom_syetems_pakett/
校内LAN活用インターホンのご提案URL:
https://www.toa.co.jp/products/ss/intercom/

【発売機種】

品名 品番
IP緊急端末 N-8616MS


【価格、販売予定数など】
価格は、システム品のため要見積りですが、一例として30の教室と職員室との通話システムを構築した場合、現行商品も含めたシステム全体として約200万円の見込みです。(工事費別) 新システムの年間導入数は、50セット程度を見込んでいます。

【市場】
学校等の校内緊急通報、業務連絡システムなど。

【商品の概要】
■緊急通報のメッセージ送信機能

緊急時の放送メッセージ内容を、予め設定しておくことが出来ます。例えば、緊急ボタンが押された教室名を含んだ緊急メッセージを校内へ流し、発生場所に応じた初動対応も可能になります。

■緊急通報の端末呼び出し機能
緊急時にダイヤルすることなく呼び出す端末を、予め設定しておくことが出来ます。例えば、子どもの転倒によるけがなどの通報時、受話器を上げるだけで保健室の端末が呼び出せます。

■緊急通報の割り込み機能
相手端末が通話中の状態であっても、割り込んで通話することができます。緊急時でも待つことなく、迅速に連絡できます。

■校内LANの活用
端末間の接続には各学校で整備が進んでいる校内LANも活用でき、設置や増設も容易に行えます。

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