2010年 4月30日新商品情報
ネットワークカメラシリーズを拡充 赤外LED照明付きドーム型カメラなど2機種を新発売
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TOA株式会社(本社:神戸市、社長:井谷憲次)では、2010年5月6日より、セキュリティ用途のネットワークカメラシリーズを拡充し、ドーム型カメラ2機種を新発売いたしますのでお知らせします。
ネットワークカメラとは、LAN(LocalAreaNetwork)などのネットワークに直接接続し、映像の監視・制御を行うセキュリティ用途の映像ネットワークシステムです。今回、プログレッシブスキャン方式(注1)を採用した小型で高画質な「ネットワークドーム型カメラ」を発売し、ラインアップを拡充します。発売するのは、屋内設置用途の固定型で、赤外LED照明の有無別に2機種。加えて「カメラ天井埋込金具」1機種も同時発売いたします。
【新商品】
品名 | 品番 | 希望小売価格 | 備考 | 年間販売台数 |
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ネットワークドーム型カメラ | N-CC2230D2 | オープン価格 | 計約240台 | |
ネットワークドーム型カメラ | N-CC2230R2 | オープン価格 | 赤外LED照明付き | |
カメラ天井埋込金具 | C-BC2230U | オープン価格 |
【市場】
オフィスビルや工場等のセキュリティシステム、駅・空港などの交通施設、多店舗展開するチェーン店での遠隔監視など、広域・多地点での監視用途に最適です。
【主な特徴】
1)高画質を実現:プログレッシブ方式
プログレッシブスキャンCCD(注1)を採用し、高画質を実現。一回の走査で画面を読み取るため、垂直解像度が向上し、被写体の輪郭を鮮明に撮影可能です。撮影画像は、リアルタイム監視用途としてMPEG-4による滑らかな動画を、記録用途としてJPEGによる鮮明な静止画の同時送信が可能で、高い利便性を有しています。その他、逆光時でも見やすい画像を撮影する「逆光補正機能」、低照度時の映像に出るノイズを電気的に減少させる「ノイズリダクション機能」など映像の補正機能も充実しています。
2)夜間撮影にも対応:赤外LED照明付きモデルもラインアップ(N-CC2230R2)
夜間になると自動的に感度の高い白黒撮影に切り替え、しっかりと被写体を撮影する「デイナイト機能」を搭載。加えて、N-CC2230R2では赤外LED照明を搭載し最低被写体照度0lxを実現。光源がまったく無い場合でも、最大12m先までの撮影可能です。夜間の倉庫・オフィスなどの光源が無い場所や、民家の窓に隣接する施設など、光害のため照明を取り付けられない市場に最適です。
3)いたずら検知機能
カメラの向きを変えられたり布で覆われるなどして、映像全体に大幅な変化が生じた場合に検知を行う「いたずら検知機能」を搭載。アラーム信号の送出や、検知があったカメラに自動的にネットワークを接続して映像の確認を行うことなどが可能です。
4)音声対応
高品位音声の双方向伝送に対応。マイク(別売)や拡声放送設備(別売)と組み合わせれば、映像とともに音声の遠隔監視ができ、加えて音声による犯罪者への警告も可能です。
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プログレッシブスキャン
映像信号の走査方式の一つ。テレビやディスプレイなどで、1回の画面表示を1回の走査で行なうこと。これに対し、奇数段目と偶数段目の2回の走査で1回表示を行なう方式はインターレースという。