新商品ニュース

2009年12月24日新商品情報

  • twitter
  • facebook

防犯カメラ用「9局/16局デジタルレコーダー」を機能強化 4機種を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:井谷憲次)では、セキュリティ用途向け「デジタルレコーダー」を機能強化し、4機種を2009年12月25日より新発売いたします。


新商品は、防犯カメラを接続し鮮明な映像と音声をハードディスクに記録する「デジタルレコーダー」です。今回、高画質化、長時間記録などの機能強化を行った4機種を新発売。
発売したのは、カメラの接続台数別、ハードディスクの容量別に4機種です。全機種オープン価格ですが、実売予想価格は60万円台後半~120万円台の見込みです。


【新商品】
品名 品番 希望小売価格
(税込)
販売台数
(年間)
備考
デジタルレコーダー 9局 500GB C-DR093-5 オープン価格 計2,800台 カメラ9台用
デジタルレコーダー 9局 1TB C-DR093-10 オープン価格 カメラ9台用
デジタルレコーダー 16局 1TB C-DR163-10 オープン価格 カメラ16台用
デジタルレコーダー 16局 2TB C-DR163-20 オープン価格 カメラ16台用

【市場】
各種金融機関や商業施設、交通機関、公共機関など、幅広い市場のセキュリティシステムに最適。

【機能強化の内容】
1)高密度・長時間記録
画像圧縮方式に、『MPEG-4』を採用。静止画を連続撮影する「JPEG方式」のデジタルレコーダーと比べ、高密度・長時間記録を実現しました。一例として、同じハードディスク容量のJPEG方式デジタルレコーダー(従来機種)と新商品「C-DR163-20」を、同等画質・同等条件で比較した場合、記録可能時間が従来機種の272時間から、新機種では536時間に向上しました。(注1:比較条件)

2)高画質化
従来商品は、主にインターレース方式(注2)の防犯カメラとの組合せを想定していたため、動きのある被写体を記録する際のフィールド間ノイズ対策として、画素数704×240(フィールド記録)での画像記録のみとしていました。新製品は、プログレッシブスキャン方式のカメラにも対応し、画素数704×480での画像記録(フレーム記録)を追加し、垂直方向の解像度が2倍の映像を記録できるようにしました。プログレッシブスキャン方式のカメラとの組合せで、より綺麗な画像として記録することができます。

3)優れた機能性・操作性
本体に付属のネットワークソフトウェアを使えば、大規模な遠隔監視システムを組むことができます。1台のPCからネットワークを経由して、本機を10台まで接続させて、最大160台の防犯カメラを一括制御するシステムを構築可能です。使用例として、多店舗展開の商業施設で、本機を使用して各店舗に独立して設置された防犯カメラシステムの映像を、本部で一括して管理・制御することが可能です。
また、システムの拡張性も向上。不意の停電によるデータ消失を防ぐUPS(無停電電源装置)との連動が可能になり、信頼性が向上しました。加えて、各種アラーム機能も充実。防犯センサーと連動した自動録画や、接続したカメラの信号が途絶えた場合に警報機などの外部機器を動作させることが可能になるなど、セキュリティシステムのコアとしての機能を充実させました。
操作面では、本機に直接USBマウスを取り付けての操作に対応。本機のスイッチ類を操作することなく、モニターTVを見ながら操作できるため、操作性が大きく向上しました。


  • 比較条件:録画レート4IPS、画像サイズ704×240、カメラ16台接続、音声無し
    従来機種「C-DR161D20」にて画質設定「3」での記録時間と、
    新商品「C-DR163-20」にて画質設定「NORMAL」、録画モード「標準モード」での記録時間(通常時間)の比較
    ただし、撮影条件により記録時間は変動します。
  • インターレース方式とは、目に対する画面のちらつきを少なくする目的で,一枚の画面を2回に分けて描画する方法。対してプログレッシブスキャン方式とは、1枚の画面を1回で描画する方法で垂直方向の情報量が2倍になります。

ページトップへ