デジタルパワーアンプパネル DA-1210D

新商品ニュース

2009年 4月 6日新商品情報

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非常・業務用放送設備用「デジタルパワーアンプパネル」を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)では、建築物の館内放送及び火災時の避難誘導放送用途に「デジタルパワーアンプパネル」を、4月7日より新発売いたします。

カタログ:PDF 仕様図:PDF Photo:JPG

“パワーアンプパネル”とは、拡声放送設備においてスピーカーを駆動するための商品です。通常はラックと呼ばれる専用筐体に組み込み、システムとして使用します。発売するのは、定格出力別に3機種。年間販売台数は、3機種合計で約1,000台を見込んでいます。価格帯は、本機単独では使用しないシステム品のため個別見積りが必要ですが、目安として約30万円~約40万円の見込みです。


品名 型番 出力 ラックマウンドサイズ
デジタルパワーアンプパネル DA-1210D 120W×2 1Uサイズ
デジタルパワーアンプパネル DA-2410 240W 1Uサイズ
デジタルパワーアンプパネル DA-4820 480W 2Uサイズ


1Uサイズ:EIA規格
(482(W)×44(H) ×400(D)mm)

【主な特徴】
新商品は、通常の施設の館内放送用途に加え、火災などの非常時に火災感知器発報放送や避難誘導放送を行うための、非常・業務兼用放送設備向けのパワーアンプパネルです。従来のアナログ方式のアンプに代わりデジタル方式を採用し、大幅な小型化・軽量化、高効率化を実現。機能面、接続面では、従来システムとの互換性を確保しています。
高効率回路の採用による小型化・軽量化に加え、強制空冷方式採用により、さらに設置効率が向上。ラックマウント時でも商品周辺に空冷用通気パネルスペースを確保しなくてよいため、5台まで本体を直接重ねて設置することが可能で、設置に必要なスペースを小さくすることができます。一例として出力1200Wクラスの放送設備を設置した場合、設置サイズで約56%の省スペース化、質量で約50%の軽量化を実現しました。
また、アナログアンプに比べて大幅な低消費電力化を実現。通常の使用状態で約70%(当社比)もの消費電力を削減し、CO2排出量削減に貢献します。

【市場】
デパート等の商業施設、駅・空港などの交通施設、学校施設、オフィスビル等の建築施設の、非常用放送用途及び館内放送やBGMなどの業務用放送用途。

  • 注:
    米国電子工業会(EIA)によって定められた、ラックとそこに収納する機器のサイズに関するEIA規格に準拠。機器の幅は19インチ(482.6mm)で、高さは1.75インチ(44.45mm)の倍数。高さ1.75インチを1Uと呼ぶ。

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