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2009年 3月31日新商品情報

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プロフェッショナル向けブランド「TRANTEC」を拡充 デジタルワイヤレスマイクを新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)では、ワイヤレスマイクロホンのハイエンド商品ブランド「TRANTEC(トランテック)」を拡充し、デジタルワイヤレスマイクシステム「S-D7000シリーズ」5機種を販売いたします。


発売は、楽器等の音声等をデジタル送信する「デジタルワイヤレストランスミッター」と、音声信号受信機の「デジタルワイヤレスチューナー」及び関連機種の計3機種を、4月1日より先行発売。ハンドヘルド型(手持ち型)の「デジタルワイヤレスマイク(ダイナミック型ユニット及び、エレクトレットコンデンサ型ユニット)」は、2009年7月に発売予定です。


品名 型番 発売時期
デジタルワイヤレストランスミッター S-D7300-JB 2009年4月1日
デジタルワイヤレスチューナー(デュアル) S-D7802-JB-J 2009年4月1日
ワイヤレスアンテナ分配器 WD-7800-JB-J 2009年4月1日
デジタルワイヤレスマイク(ダイナミック) S-D7200-JB 2009年7月(予定)
デジタルワイヤレスマイク(コンデンサー) S-D7210-JB 2009年7月(予定)

【商品の概要】
TRANTEC「S-D7000シリーズ」は、当社のワイヤレスマイクロホンシステム(800MHz帯B型)の最上位機種で、プロフェッショナルユースを目的としています。デジタル伝送方式(24bit)を採用し、高音質での音声送受信を実現しました。劇場、放送局などのハイエンド市場、プロミュージシャン向け等の音楽市場に向けて販売を行います。

デジタル方式は、アナログ方式に比べてノイズや混信に強い性質を持っています。加えて、送信側・受信側にそれぞれIDを設定し、それが一致しない限り音声を受信しない、独自の傍受対策を実施しており、秘話性に優れています。

機能面では、同一空間での同時使用チャンネル数が、アナログ方式の最大6chから、最大10chに増加(注1)。加えて、電波の受信状態や電池残量の確認、各種機能の設定がパソコン(注2)で行えるなど利便性に優れています。パソコンによるモニタリング機能は専用ソフトウェアによって提供され、チューナーには、ネットワーク経由で高品位な音声を送受信する当社の独自技術「PacketAudio」を搭載。遠隔地からLAN等を経由して、マイクロホンの受信音声をほぼリアルタイムで聞く(ストリーミング)ことが可能です。

【価格、販売予定数など】
価格は、システム品のため要見積りですが、目安として、チューナー1台、デジタルワイヤレスマイク2本(2波)で150万円程度の見込み。年間、約75セットの販売を見込んでいます。

【補足:TRANTECとは】
TOAのプロオーディオ分野の中でも、特に高品質・高音質なハイエンドの商品群をさすブランドネームで、英語の「Transmit=電波を送信する」と「Technology=技術」を組み合わせた造語。

  • 注1:
    PLLシンセサイザー方式を採用し、専用のチャンネル設定プランの中で任意にチャンネル変更が可能
  • 注2:
    専用ソフトを同梱、windows2000/XP対応(windowsはmicrosoft corporationの登録商標です。)

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