新商品ニュース

※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
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2008年10月 2日新商品情報

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横幅8.4cm、スリムでスタイリッシュな外観 「ラインアレイスピーカーtypeH」を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)では、音を遠くに伝播する遠達性と明瞭性に優れたスピーカーシステム「ラインアレイスピーカーtypeH(タイプ・エイチ)」を新発売いたします。発売日は、2008年10月3日です。

カタログ:PDF 仕様図:PDF Photo:JPG

比較図ラインアレイとは、複数のスピーカーを垂直方向に近接配置し、線状の音源(線音源)を構成する技術です。水平方向のみに音を放射する特性を持ち、天井や床からの不要な音の反射を抑え、明瞭な音声を伝達可能です。加えて距離による音の減衰が少なく遠達性に優れるほか、スピーカー近接エリアと遠距離エリアで音量の差が少ない、ハウリングに強いなど、多くのメリットがあります。

今回発売するtypeHは、筐体の長さと形状別にスピーカー本体4機種と、壁面取付金具などの関連商品6機種。年間販売台数は、スピーカー4機種合計で約700台/年予定しています。

もっとも長い筐体を採用したSR-H3Lでは、幅8.4cm、高さ1186.4cmの筐体に、7cmフルレンジスピーカー16個を縦列配置。当社製品中最もスリムな形状で、理想的な線音源を実現します。

【ラインアレイスピーカー typeH】

品番 品名 標準価格(税込) 備考
SR-H3L ラインアレイスピーカー 78,750円 ロング/直線タイプ
SR-H3S ラインアレイスピーカー 84,000円 ロング/曲線タイプ(近接エリア用)
SR-H2L ラインアレイスピーカー 51,450円 ショート/直線タイプ
SR-H2S ラインアレイスピーカー 54,600円 ショート/曲線タイプ(近接エリア用)

表記価格はリリース時の消費税に基づいています。

【市場】
ホールや教会、空港など音の反響や残響が多い市場、会議室やプレゼンテーションルームなど奥行きのある室内。建築意匠上、スピーカーを目立たせたくない市場。

【新商品の主な特徴】
スリム&ハイパワー:口径7cmのフルレンジスピーカーと、独自開発のフロントグリル構造を組み合わせたユニットを、ロングタイプでは16個、ショートタイプでは9個縦列配置して線音源を構成。ロングタイプでは360Wのハイパワーを実現しています。

カバーエリアに応じたスピーカー選択:遠距離用の直線タイプと、近距離用に下方向に音の放射面をカーブさせた曲線タイプの二種類。それぞれ、ロングとショートの二機種をラインアップしています。また、直線タイプは2台まで連結可能で、最大で約2.4mの線音源を実現。垂直方向のカバーエリアを拡大し、より遠方まで音を届けることが可能です。全機種とも、別売りトランスを組み合わせることで、ハイインピーダンスのスピーカーとして使用可能です。(注)

用途に応じた取付方法:別売の各種取付金具を使用して、壁面取付・天井吊下げ・スタンド立てなど様々な用途に対応します。

  • ハイインピーダンス
    機材や回路の入出力インピーダンス(交流回路に対する抵抗値)が高いことを指す。ビルなどの館内放送用放送設備では、通常この方式が用いられる。「トランス」とは、インピーダンス変換を行う変圧器の一種。

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