2008年 3月28日新商品情報
空間調和性を重視した「コンパクトスピーカー」シリーズを拡充し、６機種を新発売
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TOA株式会社（本社：神戸市 社長：吉川隆典）では、施設の店内アナウンスやBGM用途向け「コンパクトスピーカー」シリーズを拡充し、6機種を追加発売いたします。発売日は、2008年3月31日です。
今回発売する機種は、シリーズのミドルクラスにあたる13cmスピーカーユニット搭載機種6機種。シリーズ全体では計18機種（スピーカーのみ）となり、機種選択の幅が広がりました。
本シリーズのミドルクラスに関しては、同等サイズの当社従来品に比べ、より高音質化、広指向性化が図られています。今回のラインアップ拡充により、設備音響市場において、より使用環境に即した、快適な音環境が実現可能となりました。
■コンパクトスピーカー(13cm2way)
| 品番 | 標準価格 (税込) |
主な仕様 | 年間販売台数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| F-1300B | 25,200円 | ローインピーダンス/屋内用（注1）連続プログラム入力 150W | 約8,000台 | 本体色 黒 |
| F-1300W | 本体色 白 | |||
| F-1300BM | 29,400円 | ハイインピーダンス/屋内用（注2）定格入力 30W | 本体色 黒 | |
| F-1300WM | 本体色 白 | |||
| F-1300BMWP | 34,650円 | ハイインピーダンス/屋外用定格入力 30W | 本体色 黒 | |
| F-1300WMWP | 本体色 白 |
表記価格はリリース時の消費税に基づいています。
【主な市場】
商業施設の店内アナウンスやBGM、FGM、テーマパークやホテル宴会場の音演出用途など、固定設備音響市場向け。比較的広範囲に音をサービスする必要があり、デザイン性が重視される市場に最適。
【商品の主な特徴】
■空間に調和する現代的な意匠デザイン：ロンドン在住のデザイナー安積 伸氏*による虚飾を廃したシンプルなデザイン。近年、幾何学的な造形で構成されることが多い公共施設の室内空間との親和性を重視しています。特に、側面に膨らみを持たせることで、筐体強度の向上とデザイン性を両立。縦型取付を基本としていますが、横型でも違和感なく設置できるデザインとなっています。また、筐体と前面ネットはリペイント（色の塗替え、特注対応）でき、周囲の意匠に柔軟にあわせることが可能です。
■広いリスニングスポット：シリーズの特徴である高指向性高域ホーンの採用により、水平110°×垂直100°の広指向性を実現。明瞭な音を、広い範囲に均一に音をサービスすることが可能です。
■多彩な取付方法：壁・天井・スタンド取付に対応した、水平・垂直角度調整可能な取付金具が本機には付属しています。また、パーテーションなどに取り付けるボードハンガー金具、複数のスピーカーを取付けるクラスター金具など、オプションも充実。金具類も本体と統一してデザインされており、本体とともに空間に調和します。
■高い耐久性：本機は、高音用スピーカーと低音用スピーカーを装備した、2WAY型のスピーカーシステムです。低音・高音それぞれに独立した保護回路（ポリスイッチ）を内蔵。ハウリングなどで一時的に音量が大きくなりすぎた場合など、過入力が加わった場合にもスピーカーユニットが破損することを低減します。
- １ ローインピーダンス：
機材、回路の入出力インピーダンス（交流回路に対する抵抗値）が低いことを指す。アンプとスピーカーの距離が短く、スピーカーの数が少ないときに使用する方式。 - 2 ハイインピーダンス：
機材や回路の入出力インピーダンス（交流回路に対する抵抗値）が高いことを指す。ビルなどの館内放送用放送設備では、通常この方式が用いられる。火災時の避難誘導放送では、消防法により、この方式のスピーカーを使用することが定められている。本機は、日本消防検定協会の認定を取得しており、火災時の避難誘導放送用途に使用可能。
