新商品ニュース

※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
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2008年 1月17日新商品情報

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「デジタルパワーアンプ」シリーズを拡充 デュアルアンプモデル 2機種を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)では、業務用音響用途向けに、「デジタルパワーアンプ」シリーズを拡充し、2種を新発売いたします。発売日は、2008年1月18日です。

仕様図:PDF Photo:JPG

【商品の概要】
「デジタルパワーアンプ」シリーズは、小型、軽量、高出力、高効率を実現した、デジタル方式の業務用パワーアンプです。主に、スタジアムなどの大空間や、音楽ホールなどで使用される、高出力のスピーカーシステムを駆動するために使用します。本シリーズは、2006年4月に4機種、2007年9月に高出力モデル1機種を追加発売しています。今回、デュアルアンプモデル2機種を追加発売し、ラインアップを拡充。発売済の商品とあわせて、施工物件に合わせた商品選択の幅が広がりました。シリーズ全商品について、電力の変換効率(注1)は世界最高レベルの85%を実現し、消費電力はアナログ方式アンプの1/3と、大幅な省エネルギー化を達成しています。
今回発売したデュアルアンプモデルには、250Wのパワーアンプを2台(2ch)搭載。通常(ローインピーダンス)モデル1機種と、多数のスピーカーを使用する場合や配線が長距離になる場合に用いられる「ハイインピーダンス伝送」対応モデル1機種の、計2機種です。

*品番をクリックして頂くと詳細情報がご覧いただけます
品名 品番 標準価格(税込) 年間
販売台数
備考
デジタルパワーアンプ DA-250D オープン 200台 ローインピーダンス
デジタルパワーアンプ DA-250DH オープン 100台 ハイインピーダンス

*実売予想 20万円前後

【主な市場】
デジタル方式ならではの躍動感のあるパワフルな音質と、プロの厳しい使用現場に耐える安定した高出力により、スタジアム、音楽ホール、宴会場、体育館、空港、パチンコ店、BGM(店舗用音響設備)など大音量・高音質で、高い耐久性を要求される市場に最適です。

【商品の特徴】 ■軽量、小型化、高出力
高効率回路の採用により、小型化・軽量を実現。EIA規格1Uサイズ(482(W)× 44(H) ×400(D)mm)のコンパクトサイズ、質量5.0kgの軽量でありながら、総合出力500Wの高出力を実現しました。(DA-250D、250W×2ch)また、強制空冷方式採用により商品周辺に空冷用空きスペースを確保しなくてよいため、5台まで本体を重ねて設置することが可能であり、設置にかかるスペースを小さくすることができます。

■高効率、省電力化
電力の総合変換効率は、世界最高レベルの85%を実現。従来のアナログ方式パワーアンプに比べて、実使用時での消費電力が約1/3、CO2排出量も約1/3となり、大幅な省電力化を実現。

■安心の独立チャンネル設計
各チャンネルごとにそれぞれ独立して動作する設計のため、万一不具合が生じても他のチャンネルに影響を及ぼしません。

■拡声放送用途向けにハイインピーダンス対応機種も
多数個のスピーカーを使用する場合や、スタジアムなどの大型施設でスピーカー配線が長距離になる場合に用いられる「ハイインピーダンス伝送」対応モデルも発売。音質劣化の少ないトランスレス回路(注2)を採用しています。

  • 1:電力の変換効率
    電力変換効率:入力される電力が音エネルギーに変換される効率を値で表したもので、入力電力と出力電力の比率。100%に近いほど、内部損失が少なく発熱が少ない。通常のアナログアンプで、50%程度。
  • 2:トランスレス
    スピーカーの長距離伝送を行うためには、伝送電圧を高く(70V~100V)する必要があり、通常は「出力トランス」と呼ばれる変圧器を仲介し、回路から出力される電圧を昇圧する。ただし、この方式は音質に影響するため、本機ではトランスを使用せず(トランスレス)、回路から直接高い電圧を出力する方式を採用している。なお、トランスレス回路の場合、アンプ側(一次側)とスピーカー側(二次側)とが絶縁されていない状態になるが、絶縁する場合には、別売りの出力トランス(型番:MT-250H)で対応可能。

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