新商品ニュース

※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
     現在の価格は商品情報の詳細をご覧ください。

2007年10月 4日新商品情報

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複合大規模施設の拡声放送を集中制御 「スマートマトリクスシステム」を拡充

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)では、複合施設での複雑で高度な拡声放送を可能にする多元業務用放送設備「スマートマトリクスシステム」を拡充し、システム構成機器1機種を10月9日より追加発売いたします。

新商品名は「音声入力ユニット」(型式:SX-2100AI)です。価格は、単体では動作しないシステム品のため要見積りです。一例として、発売済の他商品と組み合わせ、8入力×8出力の基本的なシステムを構築した場合、200万円から350万円程度を予定。年間販売台数は100セットを予定しています。

*システムについては、下記【スマートマトリクスとは?】参照。

【新商品について】 音声入力ユニット 型式:SX-2100AI
新商品は、システムの従来機種(型式:SX-2000AI)の機能拡張モデルです。CD、アナウンスマイクなどの音源を、システムに取り込む(入力)ために使用します。モジュール式の入力端子(別売、従来品と共通)を装着し、2入力から8入力まで対応可能です。新商品では、従来品の機能に加え、新たに各16個(入力16個+出力16個)の接点入出力端子を装備し、機能を拡張しました。この端子は、タイマーや自動音声再生装置などの外部機器との連動・制御を行うための端子です。
 今回の機能拡張により、8入力×8出力の基本的なシステムで、他の構成機器も合わせ、システム全体で使用可能な接点入出力数が、従来の各16個から各32個に倍増。より多くの外部制御機器を接続・連動することができるようになり、柔軟性が向上しました。

【市場】
駅・空港ターミナルなどの広域施設、ショッピングセンター・デパートなどの大規模商業施設、総合庁舎、大規模オフィスビル、工場などの複合施設に最適です。

【スマートマトリクスシステムとは?】
デパートやショッピングセンターなどの大規模商業施設において、アナウンスやBGM(CD等)などの複数の音源を、複数の放送エリア(階別放送、売り場別放送)に自由に振り分けて放送する多元業務用放送設備です。放送する音源の数である音声最大入力数は64入力、個別放送が可能なエリアである音声最大出力数は128出力と、大規模施設にも十分対応できる拡張性を備えています。どの音源をどのエリアに放送するかは、パターンとして記憶可能。音源ごとに優先度の設定ができ、たとえば、通常放送中に全てに優先して緊急放送を起動するなど、使用現場に即した運用が可能です。
本システムは、2006年12月に6機種を発売。今回、システムを構成する機器を、新たに1機種追加発売し、システムを拡充しました。

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