新商品ニュース

※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
     現在の価格は商品情報の詳細をご覧ください。

2007年 7月20日新商品情報

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統合連絡システム「パケットインターカム」を拡充 学校市場向けに2機種を新発売

新商品のイメージ画像

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)では、端末同士の相互通話や呼出し放送などの構内コミュニケーションが可能な統合連絡システム、「パケットインターカムシステム」を拡充します。主に学校市場に向け、不審者の進入時に緊急メッセージを自動放送する機能を内蔵した2機種を新発売いたします。発売日は、7月24日です。

【システム概要】
パケットインターカムシステムは、内線電話や館内呼び出し放送といった機能を持つ、統合連絡システムです。構内LANやWAN、光ファイバーなどのIPネットワークに直接接続することで、専用の配線を行なうことなく、長距離間や広域施設の連絡システム、セキュリティカメラシステムやドアリモートなどと連動したシステムを容易に構築できます。最大で端末1280台の連絡システムが構築可能です(※交換機を80台使用した場合)。

システムイメージ図

【発売商品】

*品番をクリックして頂くと詳細情報がご覧いただけます
品名 品番 備考 販売予定台数
IP標準マスター端末 N-8510MS PoE-HUBより
電源供給
計2,500台/年
IP標準マスター端末 N-8515MS ACアダプター
付属

*価格はシステム品のため、要見積。

【新商品の概要】
新商品は、システムの操作部として施設内各所に設置するIP端末です。電源供給方式により、2機種を発売。両機種とも、発売済の多機能IP端末から一部機能を省略し、低価格での提供を実現。特に、設置予算の限られている学校等での普及を目指しています。緊急事態発生時の緊急通報・連絡・放送、業務連絡や呼出し放送などに最適です。
また、緊急通報に特化した機能として、端末毎に録音された音声を、接続した非常通報ボタンと連動して自動放送することが可能。一例として、学校の教室に設置された本機を通して、「○年○組 緊急事態発生」という、場所情報を含んだ緊急メッセージを放送することができ、迅速な初期対応に貢献します。

【市場】
工場の呼び出し放送や、病院・福祉施設のインターホン、交通機関や商業施設、オフィスの業務連絡放送や館内放送などに適しています。特に学校においてセキュリティ対策の重要性が増し、加えて、一般社会のネットワーク普及に伴い学校内のLAN整備も急速に進んできたことをうけ、学校市場での普及を目指します。

【主な特徴】 N-8510MS、N-8515MS
新商品は、ネットワークに直接接続して高音質なハンズフリー通話やハンドセット通話ができる、操作用のIP端末です。従来品の多機能IP端末(型式:N-8500MS、2005年10月発売、オープン価格)から一部の機能を省略し、低価格での提供を実現しました。
新商品2機種の違いは電源供給方式で、PoE-HUB(注1)より電源を供給する場合は N-8510MSを、その他のハブと接続する場合は、ACアダプターが付属しているN-8515MSがご利用いただけます。
緊急通報に特化した機能として「非常押しボタン」などの外部機器を接続可能。ボタンと連動し、緊急メッセージをあらかじめ指定したエリアや全館に、自動放送することが可能です。非常時の混乱した状況下であっても、ワンタッチで適切な放送が実施可能です。緊急メッセージは、各端末毎に個別に録音可能。メッセージには、どこで(何年何組など)緊急事態が発生し、どこから警報を発しているのかなどの必要な情報を含めることができ、迅速な対応に貢献します。また、緊急メッセージの放送は、非常ボタンのほかにも端末本体からの操作でも行えます。
なお、本機には緊急メッセージのサンプルデータを収録したCD-ROMが付属しており、パソコンを経由して自由に書き込んで使用することも可能です。加えて、任意のメッセージを録音して使用することも可能です。(注2)

  • 1:PoE-HUB 接続された機器に、電源供給する機能を持つハブ。
  • 2:付属の設定ソフト・録音ソフトが必要です。

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