スマートマトリクスシステム RM-200S/SX-2000SM/SX-2000AI/SX-2000AO

新商品ニュース

※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
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複合大規模施設の拡声放送を集中制御
「スマートマトリクスシステム」を発売

2006年12月 5日

TOA株式会社(本社:神戸市 吉川隆典社長) では、複合施設での複雑で高度な拡声放送を可能にする多元業務用放送設備「スマートマトリクスシステム」を12月7日に発売いたします。

→商品の仕様 
RM-200S/SX-2000SM/SX-2000AI/SX-2000AO
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「スマートマトリクスシステム」は、デパートやショッピングセンターなどの大規模商業施設において、アナウンスやBGM(CD等)などの複数の音源を、複数の放送エリア(階別放送、売り場別放送)に自由に振り分けて放送する多元業務用放送設備です。
発売するのは、「システムマネージャー」、「音声入力ユニット」、「音声出力ユニット」、「RM接点I/Fモジュール」、「リモートマイクロホン」、「リモートマイクロホン拡張ユニット」の6機種。用途により組み合わせ、システムを構成します。価格は、システム品のため要見積りですが、8入力×8出力のシステムで、200万円から350万円程度を予定。年間販売台数は100セットを予定しています。

品名 型番 品名 型番
システムマネージャー SX-2000SM RM接点I/Fモジュール SX-200RM
音声入力ユニット SX-2000AI リモートマイクロホン RM-200S
音声出力ユニット SX-2000AO リモートマイクロホン拡張ユニット RM-210


【商品の概要】
多元放送のイメージ図大規模施設に対応可能
音声最大入力数64、音声最大出力数(個別放送が可能なエリア)は128出力と、大規模施設にも十分対応できる拡張性を備えています。どの音源をどのエリアに放送するかは、パターンとして記憶可能。音源ごとに優先度の設定ができ、たとえば、通常放送中に全てに優先して緊急放送を起動するなど、使用現場に即した運用が可能です。

高い信頼性
主な機器では電源や伝送ラインを2系統持ち、2重化に対応。また、万一のシステム障害により、多元放送が不能となった場合でも、緊急措置として一斉放送を行うことが可能。万一に備えた信頼度の高い設計です。

分散配置可能で多棟型施設にも
システムは、デジタル音声多重・制御伝送ラインで接続されているため、SW-HUBを介してシステムの分散配置が可能。多棟型の施設などで、本部事務所からの音声を専用LANなどのネットワークを介し、離れた施設に伝送することができます。従来必要だった複雑な配線を施設間で敷設する作業が不要になり、システム設計の自由度が向上しました。

簡単操作で高度な機能を
各種設定は、Webベースの専用ソフトウェアを採用し、パソコン上で直感的な設定が可能。設定したデータはCSV形式で保存でき、設定のドキュメント化にも有効です。また、直接的な操作部となるリモートマイクには、機能をワンタッチで操作できるファンクションスイッチを装備。各スイッチに放送エリアの選択やBGMのON/OFFなどがソフトウェアで自由に割り当て可能です。

【市場】
駅・空港ターミナルなどの広域施設、ショッピングセンター・デパートなどの大規模商業施設、総合庁舎、大規模オフィスビル、工場などの複合施設に最適です。

【商品の主な特徴】
○システムマネージャー   SX-2000SM
複数の機器で構成される本システムを、集中制御する「システムマネージャー」です。各種入出力の動作状態、動作モード表示、故障状態表示などの管理機能と、8制御入力及び8制御出力などの制御機能を有しており、システムの中核的な役割を果たします。システム全体の動作履歴を記録し、その内容を動作ログとしてCFカードに保存可能。各種制御も、CFカード経由で設定できます。

○音声入力ユニット   SX-2000AI
○音声出力ユニット   SX-2000AO
CD、アナウンスマイクなどの音源を、システムに取り込む「音声入力ユニット」と、システム内をデジタル伝送されてきた音源を、パワーアンプなどの放送設備にアナログに変換して出力する、「音声出力ユニット」です。
「音声入力ユニット」はモジュール式の入力端子(別売)を装着し、2入力から8入力まで対応可能。「音声出力ユニット」は、8オーディオ出力まで対応可能です。
基本的にシステム制御はシステムマネージャーにより行われますが、両機にも入出力ボリュームつまみやモニター用スピーカー、音声入出力レベルメーターなどを装備しており、個別の動作状態確認や調整が可能で、よりきめ細かい対応が可能。一方でボリュームつまみなどは、誤った操作を防ぐためロックすることも可能で、使用現場に即した柔軟な運用が可能です。
また、「音声出力ユニット」は、非常用音声入力と非常制御端子(非常時断24V入力)を有しており、施設の非常用放送設備との連動も可能です。

○RM接点I/Fモジュール   SX-200RM
音声入力ユニット専用のリモートマイクロホン接続用モジュールです。リモートマイクロホン RM-200S を2系統接続できます。

○リモートマイクロホン   RM-200S
本システム専用の「リモートマイクロホン」です。個別選択やグループ選択などに設定できるファンクションスイッチが13個、またカバー付きスイッチが1個装備しています。別売のリモートマイクロホン拡張ユニットを接続することで、スイッチ類を10単位で増設することができます。増設は、最大4台まで、計53個のスイッチを使用できます。

○リモートマイクロホン拡張ユニット   RM-210
リモートマイクロホン用拡張ユニットで、本機一台につき10ボタンの拡張が可能です。

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