新商品ニュース

※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
     現在の価格は商品情報の詳細をご覧ください。

聞き取りやすく迫力ある音で
選挙用「大型車載用アンプシステム」を新発売

2006年11月10日

TOA株式会社(本社:神戸市 吉川隆典社長) では、選挙広報車向け放送システム「大型車載アンプシステム」をリニューアルし、11月13日より発売いたします。

→商品の仕様 
SC-61(PDF/9k)

 

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「大型車載アンプシステム」は、街頭演説などの選挙活動に使用する、広報車用の拡声放送システムです。2007年の統一地方選挙、参議院議員選挙向向けに発売いたします。
発売するのは、「リモートミキサー」1機種、「パワーアンプ」1機種、「角型ホーンスピーカー」2機種の、計4機種です。

品名 型番 標準価格(税込) 年間販売台数
リモートミキサー MX-1200D ¥84,000 600台
パワーアンプ CA-1200D ¥120,750 1200台
角型ホーンスピーカー(60W) SC-61 ¥79,800 1500台
角型ホーンスピーカー(120W) SC-121 ¥119,700

表記価格はリリース時の消費税に基づいています。



【商品の概要】
イメージ:クリアでなめらかな音質 新商品は、最大600Wの大出力システムを構築することができ、市区町選挙などの中規模システム、国政選挙で使用する大型システムにも対応可能です。
音質面では、不快なハウリング(注1)を軽減し、明瞭性の高いアナウンスを実現。操作部となる MX-1200D には、2種類の音質調整機能を搭載。高音域をカットして不快なハウリングを抑制する「ソフト」と、低音域をカットし、アナウンスの明瞭性をアップさせる「クリア」を、使用場所の条件に応じて、ワンタッチで切り替えて使用できます。また、同時使用できるワイヤレスマイクロホンの制限が、従来の1chから2chに増加。携帯用音楽プレーヤーなどが接続できるなど、より使い勝手が向上しました。
スピーカー部であるSC-61/121では、3次元曲面設計により音の通り道であるホーン部を、人間の声の拡声に最適化した新開発レフレックスホーンを採用。高さを抑えたスクウェア形状により、開口部面積を25%(注2)省スペース化。広報車の看板部分の面積をより大きく確保することができるほか、2段に無駄なく積み重ねて使用可能です。さらに材質をアルミダイカストにすることで、ホーン共鳴を大幅に抑制し、3次元形状と相まって音質を改善。滑らかな高音と迫力のある低音を実現しました。

【市場】
街頭演説などの選挙活動に使用する広報車、官公庁や自治体などの広報車など、車での選挙活動、広報・宣伝活動用途。

【商品の主な特徴】
○リモートミキサー  MX-1200D
マイクの音質やボリューム調整などを行うシステムの操作部です。 同時使用できるワイヤレスマイクロホンの制限が、従来の1chから2chに増加。音の途切れが少なくなるダイバシティ方式のチューナーユニットを装着可能で、信頼性が向上しました。
その他、有線マイクロホンが2本使用可能。BGM放送用途に、携帯用音楽プレーヤー、CD・MDプレーヤーなどを接続可能な外部入力端子を備え、広報活動に必要な機能が充実しています。
音質面では、ワンタッチで操作できる2種類の音質調整機能を搭載。高音域をカットして不快なハウリングを抑制する「ソフト」と、低音域をカットしアナウンスの明瞭性をアップさせる「クリア」を、使用場所の条件に応じて切り替えて使用できます。
音声出力は2系統を装備しており、フロント側スピーカー、リア側スピーカーを別々にON/OFFが可能。環境に合わせた音づくりが可能です。

○パワーアンプ  CA-1200D
スピーカーを駆動するアンプ部です。
60Wアンプを2台搭載したデュアルアンプタイプで、定格120Wの大出力を実現。5台まで増設可能で、最大600Wの大型システムまで対応可能です。
内蔵される2台のアンプは、それぞれ独立して動作しているため、万一片方のアンプにトラブルが生じた場合でも、広報活動を続けることが可能です。
また、アンプ側は通常操作することが少ないため、ボリュームには誤操作の少ない半固定式を採用。使い勝手に配慮した設計です。
万一の際の迅速なメンテナンスのため、ブレーカー、ヒューズの交換口を前面に配置しています。

○角型ホーンスピーカー SC-61/SC-121
積み重ね使用例 システムのスピーカー部です。
3次元曲面設計により音の通り道であるホーン部を、人間の声の拡声に最適化した新開発レフレックスホーンを採用。開口部の面積が従来より25%省スペース化したほか、高さを抑えたフラット形状のため、広報車の看板部分の面積をより大きく確保することが可能です。
加えて、素材をアルミダイカストにすることで、ホーン共鳴を大幅に抑制し、音質が向上。滑らかな高音域を実現したほか、低域特性が従来の200Hzから170Hz( SC-121 )に改善し、より迫力のある音を遠くまでスムーズに拡声することができ、拡声の明瞭性を高めています。
また、新開発ホーンは、無駄なく積み重ねやすい形状で、保管時の省スペース化に貢献します。使用時には、2段に積み重ねて取付でき、広報車デザインの自由度を高めました。

【注釈】
注1:ハウリングとは、スピーカーから出た音をマイクが集音し、その音を再びアンプが増幅し、さらにスピーカーが拡声することにより発振状態になり、「キーン」という不快な音がすること。
注2:当社比。従来機種開口寸法 W512 mm×H296mm。新機種開口寸法W500mm×H218mm

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