新商品ニュース
※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
現在の価格は商品情報の詳細をご覧ください。 |
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日本初 ハイインピーダンス対応機種もラインアップ |
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2006年 4月 4日 |
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新商品は、小型、軽量、高出力、高効率を実現した、デジタル方式(補足1)の業務用4チャンネルパワーアンプです。デジタル方式ならではの躍動感のあるパワフルな音質と、プロの厳しい使用現場に耐える安定した高出力を確保しています。
【商品の特徴】 ■軽量、小型化、高出力 高効率回路の採用により、小型化・軽量を実現。EIA規格1Uサイズ(482(W)_ 44(H) _400(D)mm)のコンパクトサイズ、質量6.6kgの軽量でありながら、総合出力1,000Wの高出力を実現しました。( DA-250 シリーズ、250W×4ch)また、強制空冷方式採用により商品周辺に空冷用空きスペースを確保しなくてよいため、5台まで本体を重ねて設置することが可能であり、設置にかかるスペースを小さくすることができます。 ■高効率、省電力化 電力の総合変換効率は、世界最高レベルの85%を実現(補足1)。結果、従来のアナログ方式パワーアンプに比べて、実使用時での消費電力が約1/3、CO2排出量も約1/3となり、大幅な省電力化を実現しました。 ■安心の独立チャンネル設計 各チャンネルごとにそれぞれ独立して動作する設計のため、万一不具合が生じても他のチャンネルに影響を及ぼしません。 ■拡声放送用途けにハイインピーダンス対応機種も 多数個のスピーカーを使用する場合や、スタジアムなどの大型施設でスピーカー配線が長距離になる場合に用いられる「ハイインピーダンス伝送」対応モデルも発売。音質劣化の少ないトランスレス回路(補足3)を採用しています。なお、この方式を採用したデジタル方式アンプは、日本初となります。 《補足》 【補足1:デジタル方式アンプとは?】
一方、アナログアンプは、駆動には定格出力時(ボリューム最大の状態)の電圧が常時必要で、音量を下げる場合は、出力部(トランジスタもしくはFET)を用いて最終的な出力電圧を加減する。そのため、出力部で電力が熱として損失しており、電力の総合変換効率が50%〜60%前後と低くなる。損失の少ないデジタルアンプのほうが、より少ない電力で同じ出力を確保でき、結果的に省電力となる。 【補足2:当社比の算出方法】 一般的な1,000人規模の音楽ホールに使用する音響機器のうち、アンプ部分のみの体積・重量の比較。250Wアンプ×12チャンネルが必要と仮定して試算。 体積は、ラックに組み込んだ場合の表面積の比較。従来製品(型式 IP-300D )の場合は、EIA規格2Uサイズのアンプが6台、通風パネル3枚が必要で、合計15U分のスペースが必要。新商品の場合はアンプ3台分のスペースだけでよく、合計3Uとなる。重量は、上記台数の合計値比較。 【補足3】 スピーカーの長距離伝送を行うためには、伝送電圧を高く(70V〜100V)する必要があり、通常は「出力トランス」と呼ばれる変圧器を仲介し、回路から出力される電圧を昇圧する。ただし、この方式は音質に影響するため、本機ではトランスを使用せず(トランスレス)、回路から直接高い電圧を出力する方式を採用している。なお、トランスレス回路の場合、アンプ側(一次側)とスピーカー側(二次側)とが絶縁されていない状態になるが、絶縁する場合には、別売りの出力トランス(型番: MT-250H 、2006年4月末発売予定)で対応可能。 |