新商品ニュース

※掲載の価格は2009年2月1日の価格改定以前のものです。
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監視カメラの映像信号ケーブルに、さまざまな信号を重畳可能
省線化・省力化に貢献する「同軸音声重畳ユニット」を新発売

2003年 3月17日

 監視カメラシステムの映像信号用同軸ケーブルに、その他の音声信号や制御信号を重畳して送信することができる「TTSLIM(同軸音声重畳ユニット)」を新発売いたします。システムの省線化、施工の省力化により、低コストでのシステム拡張、防犯効果の向上に貢献します。発売日は2003年3月24日です。

→商品の仕様  C-AP100(PDF/8K)

 

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 新商品は、「TTSLIM(同軸音声重畳ユニット)」(型式: C-AP100 、標準価格:98,000円(税別、2台セット)です。年間販売台数は、250台/年を予定しています。

【開発背景】
従来、監視カメラシステムと、センサーなどその他の防犯機器を組み合わせて使用する場合は、それぞれの機器ごとに複数本のケーブルを敷設する必要がありました。また、既存のシステムに、あとから機能を追加する際には、新たにケーブルの敷設ができない場合もあり、柔軟なシステム拡張が困難でした。

【新商品の特長】

  • 同軸ケーブル1本で映像(片方向)+音声(双方向)+4接点制御(双方向)の信号のやりとりが可能です。
  • 同軸ケーブル延長距離は最大600m(5C-FB使用)
  • ワンケーブル方式のCCTVシステムにも使用することができます。
  • 既設のCCTVの同軸ケーブル配線が利用できるので音声や接点信号の配線の手間が省けます。
  • 接点の送受信もできるので、センサーからの警報を知らせることもできます。
  • 同軸制御方式のコンビネーションカメラも使用することができるので、幅広い監視ができます。
  • ローインピーダンススピーカーを接続できるスピーカー端子(1W,8Ω)も装備しています。

新商品は、監視カメラシステムに組み合わせて使用することで、映像信号ケーブルにその他の信号を重畳し、システムの拡張を容易にします。センサーや拡声放送機器を連動させた場合でも、敷設するケーブルは、映像信号用の1本だけですみ、省線化、施工の省力化に貢献。既設の場合も、配線を増設する必要なく、システムの拡張が可能です。
重畳できる信号は、拡声放送機器用の音声信号1回線と、防犯用センサーなどの制御信号4回線(4接点)。いずれも、双方向に信号のやり取りが可能です。(カメラの映像信号は、片方向のみ。)また、新商品は拡声放送用の小型アンプを内蔵しており、スピーカーと接続するだけで小規模エリアへの拡声も可能です。

【システム拡張の利点】
拡声放送機器と組み合わせた場合、監視カメラの映像に加えて、現場の音を集音することで、より確実な状況把握が可能。逆に監視者から音声による威嚇放送を行うことも可能です。センサーなどと連動した場合は、センサーが作動した場所を、自動的にカメラが撮影するなど、高度な監視が可能。映像による監視に、音やセンサーを組み合わせることで、防犯機能をさらに向上させることができます。

【市場】
監視カメラを必要とする場所、特に、幅広い市場でご利用いただけます。金融機関の搬出入口や無人のエントランスホール、美術品や展示品などの監視や安全管理などに便利です。

【既存商品との組み合わせ】
弊社の主力監視カメラ商品であるワンケーブルカメラシリーズ(価格帯75,000〜180,000円)、高度な機能で複雑な監視需要に対応するコンビネーションカメラシリーズ(価格帯380,000〜450,000円)など、多くの既存商品と組み合わせ可能です。

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