音コトバの豆知識



  ■ハイインピーダンスとローインピーダンス
スピーカーには、ハイインピーダンスとローインピーダンスの2種類があります。

*●ハイインピーダンス
特 色
○アンプとスピーカーの距離が長くて、スピーカーをたくさん鳴らすときに使用します。
○トランス付のスピーカーを並列接続できます。(100Wアンプに1Wスピーカーなら100個まで、5Wスピーカーなら20個まで接続できます)


*●ローインピーダンス
特 色
○アンプとスピーカーの距離が短くてスピーカーの数が少ないときに使用します。
○スピーカーの個数や組合せに制限があります。

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■デシベルとホン
音の強さを表す物理的な単位としてデシベル(dB)が使用され、感覚的な基準としてホンを用います。
物理的な数値であるデシベルと人間の耳に入ってくるホンは、だいだい同じものと考えて結構です。しかし人間は、聞き取りやすい周波数と聞き取りにくい周波数があり、この周波数によってはデシベルとホンの関係が大きく異なります。
例えば、1000Hzの周波数の音波が、人間の耳でやっと聞き取れる気圧変化で振動している状態が0.00002パスカルであり、それを0dBと定め、0ホンと呼んでいます。

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■音の周波数
*楽器の奏でる音、人の声、鐘の鳴る音や車の排気音など、全ての音には高い音、低い音があります。この音の高低を表す値が、音の周波数です。
音は波の性質を持っており、周波数とは1秒間に発生する波の数を表し、Hz(ヘルツ)という単位で表します。音は周波数が高いほど高い音、周波数が低いほど低い音になります。ステレオコンポやカーオーディオなどでよく目にする、横一列に並んだ柱が音楽に合わせて伸びたり縮んだりしている表示も、周波数ごとの音量を表しています。右の柱ほど高い音、左の柱ほど低い音の音量を表しており、シンバルなどの周波数の高い金属音が鳴ると右の方の柱が、ドスッ、ドスッというバスドラムのように周波数の低い音が鳴ると左の方の柱が大きく伸びているはずです。
人間の耳で聞きとれる音の範囲は、個人差もありますが、一般的におよそ20Hz〜20kHzと言われています。ちなみに、人間の普段話す声はだいたい80Hz〜4kHzあたりです。

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■混信
混信とは、広い意味で、他の送信が混ざって受信されることです。ワイヤレスマイクの混信には、使用しているワイヤレスマイクと妨害しているワイヤレスマイクの周波数が同じ場合に起こる「同一チャンネル妨害」と、使用しているワイヤレスマイクと妨害しているワイヤレスマイクとの周波数の差が125kHzしか離れていない場合に起こる「隣接チャンネル妨害」の2種類があります。チャンネル計画を怠るなど、複数のチャンネルのワイヤレスマイクを安易に用いると混信が起こります。
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■相互変調
相互変調とは、2つ以上のワイヤレスマイクを近づけたり、ワイヤレスマイクと受信アンテナを近づけたりしたときに、余計な妨害周波数が発生し、その周波数を用いているワイヤレスシステムがビート音により使用不能になる現象です。ワイヤレスマイク同士が近づくと、マイクの内部で歪みが発生し、マイク相互の周波数から生成される新しい周波数を併せて送出してしまいます。またマイクと受信アンテナが近づくと、チューナーの内部では飽和による歪みが発生し、これが受信周波数に落ち込み、ビート音や途切れなどの現象になって表れます。相互変調は、同じグループ内のチャンネルを選んだうえで、ワイヤレスマイク同士の距離、あるいはワイヤレスマイクと受信アンテナの距離を十分保つことによって防げます。

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■シールド線
マイクなどの微弱な信号をアンプに伝えるマイクケーブルには、シールド線が使われています。この線は、内部の配線の外側に金属の網目の部分があります。この網が、外から侵入する誘導ハムや雑音を防ぐので、このような構造をもった線をシールド線と呼んでいます。

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■出力インピーダンス
機器の出力の仕様のことで通常マイクは600Ω、カセットデッキ等は10kΩです。
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■平衡形と不平衡形
図表シールド線の種類として平衡形と不平衡形があります。平衡形は内部の信号線(芯線と呼んでいます)が2本で、コネクタも平衡形のタイプ。不平衡形は内部の信号線が1本で、外網を信号線の一つとして共用しています。また、内部の信号線が2本でも、コネクタの部分で内部の配線を一緒にしているコードも不平衡形ですので注意してください。
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■残響時間
残響時間とは音源からの音を止めてから60dB減衰する時間を言います。
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図表

■指向角
図表指向角とは音の出る方向を言います。定指向性スピーカーはこの指向角が定まっていて、その範囲以外に出る音が急減する性質を持っています。このスピーカーを使うと不要な方向への音を極端に減らすことができます。
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