なるほど音の教室
テーマ使ってみよう!いろいろなハウリング制御機器


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  ハウリング抑制機器には次の2機種を取り上げました。
●従来機器の場合
●TOA社製デジタルプロセッサー「 DP-M3


* 1.検証!!ハウリング抑制機器。

* 2.従来のハウリングサプレッサを使うと、音が悪くなるのはなぜ?



1.検証!!ハウリング抑制機器

1従来機器の場合

図表

検証結果
調整中に過大なハウリング音が鳴ることもなく、安心でした。
操作が難しくて分かりにくいため、機器本体やハウリングに関する知識が必要です。
自分の声とは違う声になったような気がしました。

2TOA社製デジタルプロセッサー「 DP-M3 」の場合

図表

検証結果
ボタンを押すだけの簡単な操作で、機器本体やハウリングに関する知識もほとんど必要ありませんでした。
調整中は、機器を破損してしまうほどのハウリング音も発生しませんでした。
違和感のないすっきりした音になりました。

検証結果のまとめ
検証の結果、ハウリングをカットすることで、原音と異なった音になってしまう機種もありました。また実際に、ハウリング抑制機器を使用する現場でも、使用すると音が変わってしまうという声が多く聞かれるようです。そこで、次項からは考えられる原因を1つずつ解説し、それらの問題を解決する DP-M3 の機能も併せてご紹介します。


2.従来のハウリングサプレッサを使うと、音が悪くなるのはなぜ?

原因その1 オートモードのフィルタ設定過程の問題 ※オートモードとは、使用する空間のハウリングポイントをあらかじめ検出し、そこにフィルタを設定することで音量を上げてもハウリングしにくい状態に音質を調整するモードです。

図表
従来 のハウリングサプレッサではもともとの音響特性を大きく変えてしまう場合があります。
  →原音と違った音に聞こえる。
図表

DP-M3 なら、特性の変化を最小限におさえます。
  →原音に近い自然な音になる。
図表

原因その2 ダイナミックモードのフィルタ設定箇所の問題 ※ダイナミックモードとは、使用中に突発的に起こるハウリングをリアルタイムで監視し、自動でフィルタを設定し、ハウリングを抑制するモードです。
従来 ハウリングサプレッサでは帯域分割フィルタ(あらかじめ設定された帯域にしかフィルタをかけることができない)を採用している場合があります。
  →正確なポイントにフィルタが設定できず、音質の劣化を引き起こします。
●中心周波数のずれ(1)……フィルタがヒットしない場合
図表

●中心周波数のずれ(1)……フィルタが2つにまたがる場合
図表

DP-M3 では、連続可変フィルタ(フィルタのピンポイント設定が可能)を採用している場合があります。
  →正確なポイントにフィルタが設定でき、音質の劣化を最小限におさえます。
zuhyou

さらに、 DP-M3 は・・・

図表入力、出力ともに、モノラル1系統、ステレオ(L-R)1系統を装備した3in-3out構造で、音声と音楽を別々に信号処理します。これによって、ハウリングを抑制するためのフィルタは音声にのみ設定され、音楽信号には余分な影響を与えません。さらに音楽には、よりダイナミックな表現を可能とする音質調整を施すことができます。 DP-M3 に、ハウリングサプレッサではなくデジタルプロセッサーという名前が付いているのは、このためです。

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