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店内連絡用無線システム

[技術解説]システムの設計

使用場所、使い方に応じて、柔軟にシステムが構成できます。
据置型中継機 WF-140 がある場合とない場合のシステムの違いについて
中継機(据置型中継機 WF-140 )があるシステムの場合、次のことが可能になります。中継機ありのシステムは、多少の価格アップで機能が大幅に向上いたします。
・エリア拡張と組合せることにより、直接電波の届かない携帯機〜携帯機の通話が可能になります。
・コンピュータの合成音声などを自動送出することができます。
・リモートユニット WF-190 を接続することにより、離れたところからも通話ができます。
・事務所に置く機器に通話の優先権を持たせることができます。

システムの無線機の台数について
中継機なし 携帯機 WF-101 台数の制限はありません
据置機 WF-111 台数の制限はありません(なくても可能)
据置型中継機 WF-140 使用できません
中継機あり 携帯機 WF-101 台数の制限はありません
据置機 WF-111 台数の制限はありません(なくても可能)
据置型中継機 WF-140 1台

携帯機 WF-101 に接続できる機器
端子名称
接続機器
備考
コネクタ

WF-180
タイピン型
マイクイヤホン
WF-180 (*1)
騒音下で使用できる接話型マイクです。

タイピン型マイクイヤホン WF-180 は、付属のイヤホン以外に別売のイヤホンに取替可能です。
接続イヤホン
備考
※付属のイヤホン
特に制約がなければ、付属のイヤホンをお使いください。
イヤホン
YP-E105
付属のイヤホンと同じものが5個入っています。
耳掛型イヤホン
YP-E501
複数の人が使用する場合、耳掛型ですので衛生的です。
オープンエア
イヤホン
MDR-E123
長時間の使用でも耳に負担をかけません。
市販のイヤホン
φ2.5mmミニプラグ、インピーダンスが16Ω以上のものを使用してください。
マイクスピーカ
WF-181 (*1)
 
ヘッドセット
WF-182 (*1)
このシステムは同時通話でないため、ヘッドセット WF-182 をご使用の場合も、送信、受信のつど、送信スイッチの切替えが必要です。
電池
ボックス
充電器に付属の
専用充電電池
充電して使用するとき

市販の単3型アルカリ乾電池

乾電池で使用するとき
(*1)携帯機 WF-101 には、タイピン型マイクイヤホン WF-180 、マイクスピーカ WF-181 、ヘッドセット WF-182 のいずれかが必要です。

据置機 WF-111 に接続できる機器
端子名称
接続機器
備考
マイク
スピーカ端子
付属のスピーカマイク(*1)
 
マイク
入力端子
ページングマイク
PM-660W (*1)
付属のスピーカマイク以外のマイクを使用したいとき(両方接続可能)
補助
スピーカ端子
スピーカ(8オーム、2ワット)
内蔵スピーカ以外に受信音声を拡声したいとき
録音出力端子 テープレコーダやVTR
通話(送信と受信の音声)を録音したいとき
アンテナ エリア拡張キット
WF-171 のアンテナ結合
ユニット
エリア拡張したいとき
(アンテナに非接触)

据置型中継機 WF-140 に接続できる機器
端子名称
接続機器
備考
リモート
ユニット端子

WF-101
リモートユニット
WF-190 (*1)
据置型中継機 WF-140 の操作を離れたところから行いたいときに使用します。
リモートユニット WF-190 は、据置型中継機 WF-140 に最大4台まで接続できます。50mまでの1台のみ据置型中継機 WF-140 より電源供給可能です。それ以外のリモートユニット WF-190 には、ACアダプタ AD-122 が必要です。

リモートユニット WF-190 には、いずれかのマイクが必要です。
接続マイク
備考
※付属の
スピーカマイク
特に制約がなければ、付属のスピーカマイクをお使いください。
ページングマイク
PM-660W
付属のスピーカマイク以外のマイクを使用したいときに使用します。(両方接続可能)
マイク
スピーカ端子
付属の
スピーカマイク(*1)
 
マイク
入力端子
ページングマイク
PM-660W (*1)
付属のスピーカマイクと両方接続可能
補助
スピーカ端子
スピーカ
(8オーム、2ワット)
内蔵スピーカ以外に受信音声を拡声したいとき
録音出力端子 テープレコーダやVTR
通話(送信と受信の音声)を録音したいとき
外部入力端子1 音声ファイルなど 合成音声などを自動送信したいとき
前置信号のある音声による起動、または、接点(1秒前にメーク)による起動が可能
外部入力端子2 コンピュータなど 合成音声などを自動送信したいとき
頭切れ防止の遅延機能があり、音声による起動が可能
DC入力端子 非常用電源装置
(DC24V、1A)
停電時にシステムダウンさせたくないとき
アンテナ エリア拡張キット
WF-171 のアンテナ結合ユニット
エリア拡張したいとき
(アンテナに非接触)(*5)
(*1)付属のスピーカマイク、ページングマイク PM-660W 、リモートユニット WF-190 ののいずれかを接続しないと肉声による送信はできません(子機の中継や外部入力端子からの送信のみであれば不要です)。また、すべて接続することも可能です。
 

エリア拡張について
中エリア拡張をすることによって、応用範囲が広がります。エリア拡張を行うのは次のときです。
据置機
WF-101
据置機の通話範囲を広げたいとき
据置機を離れたところに設置したいとき
据置型中継機
WF-140
据置型中継機 WF-140 の通話範囲を広げたいとき
据置型中継機 WF-140 を離れたところに設置したいとき
直接電波の届かない携帯機 WF-101 〜携帯機 WF-101 間の通話を行いたいとき
据置型中継機 WF-140 をラックに組み込みたいとき

エリア拡張の設計方法
据置機や据置型中継機から送信された電波10mWを、アンテナ結合ユニットは非接触で受け取り、混合分配器や混合分岐器で分け、アンテナに供給します(無給電アンテナ)。このため、アンテナまでの損失が増えると、アンテナから輻射される電波が弱くなり、アンテナを中心とした通達距離が短くなります。また、損失が少ない場合は、ホール側に設置されるアンテナの高さが高いほど通達距離は長くなります。通達距離は、次の手順で求まります。

1)エリア拡張キットのアンテナ結合ユニットからアンテナまでの損失を【表1】から求めます。

2)アンテナからの通達距離を【表2】より求めます。
(携帯機からアンテナが見えることが条件です。また、アンテナ YW-111 は垂直に設置してください。)

3)エリア拡張を行う場合、次の製品の数量が必要です。
 (1)アンテナ YW-111 =(実際に設置するアンテナ本数)−1
 (2)混合分配器 YW-1022 +混合分岐器 YW-30 =(実際に設置するアンテナ本数)−1
 (3)BNCプラグ=(実際に設置するアンテナ本数−1)×4
【表1:アンテナ結合ユニット〜アンテナまでの損失】
損失X[dB] = 同軸ケーブル損失
+ 混合分配器損失 (混合〜分配1・2)
+ 混合分岐器損失 (混合〜通過)
+ 混合分岐器損失 (混合〜分岐)
同軸ケーブル損失 5C-FB 14 dB/100m
7C-FB 10 dB/100m
混合分配器損失 (混合〜分配1・2) 4.5 dB
(混合〜通過) 1.5 dB
(混合〜分岐) 12.0 dB
【表2:エリア拡張のアンテナ高さ3mのときの通達距離】
※通達距離はあくまで目安です
損失[dB] 0 5 10 15 20 25 30 35 40
通達範囲[m] 200 150 116 88 65 46 25 14 8
【例1】
4分配して、4本アンテナを設置し、アンテナまでの同軸コードが78m( 5C-FB 損失11dB)の場合
同軸コード損失11dB + 混合分配器損失4.5dB×2 = 20dB → 各アンテナからの通話範囲65m
【例2】
16分配して、16本アンテナを設置し、アンテナまでの同軸コードが85m( 5C-FB 損失12dB)の場合
同軸コード損失12dB + 混合分配器損失4.5dB×4 = 30dB → 各アンテナからの通話範囲25m
実際の使用状況も含め、この例がエリア拡張の限界と考えられます。
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