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神なりの音

神なりの音

立春から数えて二百十日。九月は台風の季節である。江戸初期の画人、俵屋宗達は、雷を八個の太鼓を叩く鬼の姿をした雷神として、「雷神図屏風」に描いた。

天空を一閃する稲妻はきらびやかで、畏敬を感じる。だが怒髪天を衝くがごとき「音」は、自然の脅威をわが身とさせ、宗達をして、雷を神となさしめたようだ。

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