TOAのメセナ活動が、メセナアワード「文化庁長官賞」を受賞

ニュースリリース

2010年11月 1日会社

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TOAのメセナ活動が、メセナアワード「文化庁長官賞」を受賞

 TOA株式会社(本社:神戸市 社長:井谷憲次)は、社団法人 企業メセナ協議会が主催する顕彰事業「メセナアワード2010」におきまして、「文化庁長官賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。


<メセナアワードとは>
メセナアワードは、芸術文化の振興に高く貢献した企業・財団などを表彰する目的で、1991年に創設。以後毎年、芸術文化の振興に貢献したメセナ活動を表彰し、そのうち最も優れたメセナ活動に「メセナ大賞」を、その他のメセナ活動5件に「メセナ賞」を授与しています。

2004年には【文化庁長官賞部門】が新設され、以来、【メセナ大賞部門】との2部門からなる「メセナアワード」として運営されています。「文化庁長官賞」は、芸術文化振興に高く貢献し、かつ地域活性や次世代育成に関わるメセナ活動1件を表彰するもので、社員・住民・子どもたちなどの「文化力」向上に対する貢献度、地域や社会への発信力、企業と自治体・NPO・学校などとの連携度などが評価のポイントとなります。

TOAグループは、1995年、自社ホール「XEBEC HALL(ジーベックホール)」を拠点に行うメセナ活動において、「メセナ大賞」を受賞。今回、文化庁長官賞を受けたことにより、同アワードにおける受賞は二回目となり、「メセナ大賞」「文化庁長官賞」両部門で高く評価されたこととなります。なお、同賞の概要、その他の受賞企業につきましては、社団法人 企業メセナ協議会のホームページをご参照下さい。
社団法人 企業メセナ協議会ホームページhttp://www.mecenat.or.jp/index.html


<受賞活動>
受賞対象となったのは、TOAが実施する企業メセナ活動「TOA Meet! Music! Concept」です。これは、音楽と子どもたちの出会いを創出するメセナ活動の総称で、複数の活動を多角的に実施、継続している点をご評価いただきました。なお、活動実施にあたっては、TOAグループ会社である株式会社ジーベック(本社:神戸市、社長:中村定彦)、特定非営利活動法人 子どもとアーティストの出会い(所在地:京都、理事長:井手上春香)と連携し、企画制作を行っています。
活動についての詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。
https://www.toa.co.jp/mecenat/culture/approach/tmmc.htm


<受賞活動名>
音楽による次世代育成の多角的活動 ― TOA Meet! Music! Concept ―


<活動概要>
子どもたちの成長過程に合わせた4つのワークショップと、保護者の意識調査を組み合わせた複合プロジェクト「TOA Meet! Music! Concept」を実施している。小中学生が対象の「TOA Music Workshop」では、音楽に参加する喜びや楽しさを体験するプログラムを実施。中学生が対象の「トライやる・ウィークシリーズ」では、生徒とアーティストが音楽作品を共同創作し、地域住民向けのコンサートを開催。中高生が対象の「神戸JAZZ」では、出演者・スタッフと共にプロと生徒が連携し、コンサートを制作する取り組みを行うなど、多角的な活動を継続している。

【受賞コメント:TOA株式会社 代表取締役社長 井谷憲次】
1995年の「メセナ大賞」に続き、二度目の受賞として「文化庁長官賞」をいただき、たいへん光栄です。支えていただいた神戸のために地域社会、とりわけ次代を担う子供たちに向けた活動に注力してまいりました。「人間社会の音によるコミュニケーションに貢献する」との企業理念の実現のために、地域の子どもたちに向けた地道な活動を、継続して行ってきたことを評価いただけたと考えています。これからも地域社会と共に歩み、地域社会からご愛顧いただけるよう、TOAグループ一丸となって社業に邁進する所存です。

TOA Music Workshop2010 トライやる・ウィーク2010
神戸JAZZ2009 匠ワークショップ2007

*メセナ活動とは
「メセナ」とは、芸術文化支援を意味するフランス語。「企業メセナ」とは、企業市民としての自覚にもとづいて、直接的な経済メリットではなく長期的視野に立ち、社会貢献の一環として企業が行う芸術文化支援活動を指す。

 

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