国際福祉機器展(H.C.R.2008) 出展のご案内

ニュースリリース

2008年 9月17日展示会

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[NECと共同出展]
国際福祉機器展(H.C.R.2008) 出展のご案内

TOA株式会社(本社:神戸市 社長:吉川隆典)は9月24日(水)〜9月26日(金)東京ビッグサイトで開催されます「第35回 国際福祉機器展(H.C.R.2008)」に出展いたします。

今回は日本電気株式会社(本社:東京都 社長:矢野薫)と共同で、「白杖認識システム」を出展いたします。「白杖認識システム」は、画像認識システムであるiCamEasyと弊社カメラ、放送設備を連動させ、白い杖を自動認識して視覚障害者の方々に必要な情報を音声で自動放送するものです。また、人感センサー、タイマー起動で公共空間に必要な情報を音声で自動放送するサウンドリピーターも展示いたします。

また、今回、情報バリアフリーとして、Text to Speech システムを参考出品いたします。

国際福祉機器展
http://www.hcr.or.jp/

会期: 2008年9月24日(水)〜9月26日(金) 10:00〜17:00
会場: 東京ビッグサイト
入場: 無料
主催: 全国社会福祉協議会 保健福祉広報協
*TOAブースは、東展示ホール2 2-10-10です。

■出展の目的
二社の強みを組み合わせることで、システムの新しい適用範囲の提案を行います。市場の反応を探り、今後の展開の足がかりとするための、意見収集を主な目的とします。

■展示システムの概要:《視覚障害者の費用負担をなくすシステム》
視覚障害者向け音声案内システム〜視覚障害者にやさしい画像認識方式〜
道路、駅、建物の入口などで、視覚障害者の方に周辺情報を音声で案内するシステムです。画像認識技術により、防犯カメラの映像から視覚障害者の白杖を自動検知し、放送機器と連動して、その場所に応じた音声案内メッセージをスピーカーから自動放送します。利用者側には、特別な端末や専用白杖は必要なく、普段使用している白杖がそのまま使用できます。利用者側に費用負担が無いことが、最大の特徴です。

また、マイクとスピーカーを通して、必要に応じて係員と利用者が直接通話することも可能。フルネットワーク対応システムのため、鉄道などの交通施設や大規模商店街など、施設が広域や遠隔地に渡る場合でも、ネットワークを通じてシステムの構築が可能です。

■二社の技術的な分担について

  • 白杖の自動検出機能は、日本電気株式会社の画像処理技術「iCamEasy」を使用。
    技術紹介URL http://www.sw.nec.co.jp/igovcom/nbs/icam/index.html

  • 防犯カメラ設備、音声の自動放送設備、ネットワーク伝送に関わる部分は、TOA株式会社の商品を使用しています

情報バリアフリー Text to Speech システム

視覚・聴覚障害者、弱視者、高齢者など情報バリアを持つ不特定多数の方々に音声や文字で情報をリアルタイムに伝える機器です。
情報発信者は、通常のパソコンでの文字入力操作で文字表示と指定の音声で自動的に放送を行なうことができ、簡単に多数の方への情報伝達がリアルタイムに行なえます。

特徴

  • 健常者以外にも、視覚・聴覚障害者、弱視者、高齢者などに配慮したユニバーサルデザイン
  • 平常時は生活情報や業務情報伝達を行い、緊急時には多数の端末への一斉緊急通報が可能

想定アプリケーション
官公庁庁舎、空港・駅・バスターミナルなどの交通施設、大規模災害時の避難所、福祉特別学校、特別養護老人ホーム、介護施設、大型スーパーなどの商業施設、ホテル・旅館などのバリアフリー対応宿泊施設、コンベンションホール、大型商業施設などでの情報伝達


 

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