■出展の目的:
二社の強みを組み合わせることで、システムの新しい適用範囲の提案を行います。市場の反応を探り、今後の展開の足がかりとするための、意見収集を主な目的とします。
■展示システムの概要:《視覚障害者の費用負担をなくすシステム》
道路、駅、建物の入口などで、視覚障害者の方に周辺情報を音声で案内するシステムです。画像認識技術により、防犯カメラの映像から視覚障害者の白杖を自動検知し、放送機器と連動して、その場所に応じた音声案内メッセージをスピーカーから自動放送します。利用者側には、特別な端末や専用白杖は必要なく、普段使用している白杖がそのまま使用できます。利用者側に費用負担が無いことが、最大の特徴です。
また、マイクとスピーカーを通して、必要に応じて係員と利用者が直接通話することも可能。フルネットワーク対応システムのため、鉄道などの交通施設や大規模商店街など、施設が広域や遠隔地に渡る場合でも、ネットワークを通じてシステムの構築が可能です。
■二社の技術的な分担について:
視覚・聴覚障害者、弱視者、高齢者など情報バリアを持つ不特定多数の方々に音声や文字で情報をリアルタイムに伝える機器です。
情報発信者は、通常のパソコンでの文字入力操作で文字表示と指定の音声で自動的に放送を行なうことができ、簡単に多数の方への情報伝達がリアルタイムに行なえます。
特徴
- 健常者以外にも、視覚・聴覚障害者、弱視者、高齢者などに配慮したユニバーサルデザイン
- 平常時は生活情報や業務情報伝達を行い、緊急時には多数の端末への一斉緊急通報が可能
想定アプリケーション
官公庁庁舎、空港・駅・バスターミナルなどの交通施設、大規模災害時の避難所、福祉特別学校、特別養護老人ホーム、介護施設、大型スーパーなどの商業施設、ホテル・旅館などのバリアフリー対応宿泊施設、コンベンションホール、大型商業施設などでの情報伝達
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